ペン バトル 並行輸入のジギングリール

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
真にジギング用に使えるリールを製造、販売しているメーカーは少ない。
ダイワとシマノの2社ぐらいである。
しかも大きく負荷がかかるハードな使用なため
エコノミーモデルでは耐久性が物足りないのであります。
会社のランチに時である、
最近ソルトウォーターに目覚めたK君が
私の横に座って
いきなり耐久性のあるスピニングリールは値段が高いのかと聞いてきた。
「K君、それソルティガとがステラの事かい?」
「イヤー釣具マニアさんそうなんですよ、
耐久性にあるリール高いですからね!」
「そりゃーK君、素材から表面のコーティングを含む塗装、
加工精度、耐久性のある部品の組み付けと今ある技術の結集だからね」
「ジギングしたいんですけど、やっぱ高級機じゃないとだめですかね!」
「準高級機みたいなもんでいいんじゃないの?」
「例えばどんなリール」
「う~ん ツインパワーSWとかキャタリナかな」
「おいくら万円?」
「5万もだせば買えるんじゃないの?」
「高~~い、僕の家のローンと同じくらい高~~い、
権高い嫁のプライドくらい高~~い、
娘と嫁の外食費ぐらい高~~い、高~い」
「おまえ・・・どんだけ迫害されてんだよ」
「もう少しなんとかなんないですかね」
「もう少しって3万ぐらい・・・?」
「もう一声!」
「2万でお釣りがくるくらい・・・?」
「待ってました!それそれ!それを教えて」
「ありません。」
「・・・・あ・・ありませんか?」
「ありません!」
「困ります!」
「あんたが困るっていってもね~~
・・・・あっ、そういえばチャーマスが使っていたリールが・・・
たしかビデオで見たぞ」
「マジすか、チャーマスといえば
昔、JR有楽町駅の改札前の一等地に
釣り道具店を開いてた店主」
「お前の方がマニアックだぞ、
普通チャーマスといえばジギングのパイオニア
北村秀行氏と言うだろうが」
「そそそ、そうですか、
釣具マニアさんが前に酔っ払って話してたもんで」
「そんな事話してたっけ、取りあえず
知り合いに聞いて調べるからもう少しまて」
「アイアイサー」
しばらくして、
「K君わかったよ」
「どのような事になりましたか」
「結論から言えば14000円で買えます」
そのリールはPENN BATTLE」
「何処で買えますかね?」
「Amazonでポチッとな!」
「アイアイサー」
PENN BATTLE (ペン バトル)は
PENN BATTLE G-Tuneとして
直輸入したカスタムモデルをギアラボが販売しています。
穴あけ加工したラウンドノブがカスタムな感じです。
メーカー保証はないのですが、万一の不具合品はもちろん返品可能。
修理やオーバーホールといったメンテナンスもしてくれるようです。
もう一つはカスタムなしのUSAモデル
勿論、保証なし。
修理、オーバーホールもありません。
ペンはトーカイが代理店ですが
このシリーズは販売してないようなので
当たり前といっちゃ当たり前ののですが・・・
少ないお金で行き過ぎた性能を望むK君ですから
そのくらいは我慢すべきではないかと・・・
勿論カスタム無しのUSAモデルは樹脂製ノブ
ノブも我慢しましょうね!
日本はノブとかカスタムにすると売れるのでしょうかね
今回、K君にお勧めするのは、なるだけ安いものということなので
円高還元モデルのUSAモデルの説明になります。
PENN BATTLE(ペン バトル)のセールスポイントとして
いえるのがドラグ機能
ドラグはワッシャーは6枚のワッシャーで構成されているが
滑らかさの理由はドラグにベアリングが入っている事です。
ベアリング入りどドラグなんて
日本では高級機にしか搭載されていないものですが
座金のみの1点でスプールを受けるのと違いベアリングの入れる事で
スプールを2点で支持することになり
高負荷時にスプールの首振りがなく
安定したドラグの滑りを約束してくれます。
特に負荷が高い青物に対応するのに必要とされていますね。
ついでにスプールを受けるメインシャフトに部品を入れて太くする事で
安定したドラグ作動に気配りしてる所は
おお!さすがドラグが売りと言うだけはあるなと。
そして次に特徴とされるのが
ピニオンギアがベアリングで2点支持されていること、
この事は負荷が高いようなジギングでは極めて重要です。
ピニオンをベアリングで2点支持してないと
高い負荷が掛かった時メインシャフトに歪みが干渉して
ハンドルを巻いた時に多くの抵抗がかかるからです。
シマノ X-SHIPの高負荷での巻き上げのスムーズさは
ギア形状の精度もさることながら
ピニオン2点支持が大きく物を言っている。
つまりですね、X-SHIPはピニオンをベアリングで2点支ありきなんですね
それだけピニオンのベアリング2点支持は
SW用のリールとしては重要ということなんです。
つまりピニオンを2点支持していないと
ジギング用としては向かない
つまり2点支持してるPENN BATTLE
ジギング用に高い適正があるという
結論にもなったりします。
さてボディですが、アルミの合金と思われます
耐腐食性能と剛性、コストを考えると重量を無視すれば
ジギングとしては非常に有効と思われるが
形状を後方重心形状にして持ち重りを減らす事で
ボディの重さをカバーする工夫がしているのには好感がもてる。
駆動系ですがやはりダイワと同じようなカム式を採用しています、
部品点数も少なく、非常に有効なオシュレーションシステムなため
最近ではシマノを除いてほとんどの海外メーカーも採用しているこの駆動システムは
それだけ優秀と言う事なのでしょう、
実際ギア歯面の加工精度の優劣を無視しても
スプールのラインの巻き形状と
それなりのハンドルの巻きの軽さはあるのですから。
外国製リールのラインキャパはいい加減ですが参考程度にして
自重を国産リールと対比しながら
判断した方がいいかと思います。

自重328g 1号245m 2号150m

自重353g  2号245m 3号180m

自重610g  3号400m 4号325m 5号280m

自重818g  5号495m 6号425m 8号350m

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