こんにちは釣具マニアです。
ヘラブナ釣りには色々な釣り方、仕掛けがありますが
今回はドボン釣りの紹介になります。
何故 マイナーなドボン釣りを取り上げたのかと言いますと
安くヘラ釣りをする為には
ドボン釣りが必用だから。
この釣りは流れのある所でヘラブナを釣る方法ですが
短い竿でも野釣りができる方法です。
短竿は普通管理釣り場で使われますが
管理釣り場は入漁料がかかります。
それなら、野釣りをすれば
入漁料がかからないと思うでしょうが
野釣りで使うヘラ竿は長くなります。
長い竿はとても高く
それに伴い
竿以外の様々な道具も長い竿に対応しなければいけません。
ヘラ釣りでは沢山の道具を必要なので
野釣りは道具代が更に掛かるという訳です・・・。
なんとか
短い竿で野釣りはできないだろうか?
と考えてしまいますよね。
実は短い竿でも野釣りができる所はあります。
クリークのような川幅が小さい所を探してください。
その時の釣り方ですが
普通のヘラ釣り仕掛けでは釣りが成立しません。
なぜならクリークには流れがあるからです。
という事で私、釣具マニアがドボン釣りを推す理由が
分かっていただけたと思います。
それでも
クリークは本当にドボン釣りじゃないと
ヘラブナが釣れないの!?
とお疑いの皆様に・・・。
普通のヘラ釣り仕掛けでは
どのような事が起きてしまうか話しておきましょう!
突然ですが
私 へら浮きです・・・。
私の相棒は普通のヘラ仕掛け・・・。
私たちへら浮きとヘラ仕掛けの関係は
絶妙なバランスで成り立っています。(~ ̄▽ ̄)~
ヘラ仕掛けとへら浮きは
丁度良い所で折り合っているのですが・・・。
ある日の事ですが・・・
「ちょ、ちょっと何してんのよ 重いじゃないの
そんなに、乗っかって来ないでよ!Σ( ̄ロ ̄lll) 」
と言いうと
「あ、そうか? ちょっと、軽くするね( ̄ー ̄;」
というよに・・・。
それで
ある日ことです。
釣り場が珍しく
クリーク(平野部などに多い排水、灌漑 などの小川の事)に変わった。
入漁料をケチって野釣りで安く上たいというわけだ・・・。
しかし
クリークでは息もぴったりのはずヘラ浮きと仕掛け
最初から大きく躓いてしまった・・・。
「おい、何で流れてんだよ浮き!Σ(゚Д゚|||)」
「知らないわよ!
あんたが軽すぎるんじゃないの、
人に文句を言う暇が有ったら
その軽い脳を何とかしなさいよ!(# ゚Д゚)つ」
と文句を言い合う有様で・・・
剣呑な雰囲気が漂い始めていた。
ウキの剣幕に折れて
「面倒だな~~!(´Д`。)」
と言いながら渋々オモリを重くするヘラ仕掛け。
ムスッとしながらも
オモリの調整をしながら少しずつしながらの
底釣りをするのですが・・・。
簡単には状況は好転しなかったのである。
暫くするとヘラ浮きに異変が現れた!
「おい、沈みながら寝てんだよ!
だらしないぞへら浮き!
もっとしっかり立てよ見えないだろうヾ(◎o◎,,;)ノ」
何やら傾きかけて来たヘラ浮きに対して文句をいう仕掛け。
「調整が悪いからでしょう!私のせいにしないでよ(`ε´♯)」
「だって沈んで寝てるなんてさ~(ー△ー;)」
「少しずつ流されてからだわ、分からないの?(¬з¬)σ」
「そんな事言われても・・・(*x_x)」
「男でしょ!意地をみせたらどなの、根性出して留まりなさい!(`ε´♯)」
「うるせえな!分かったよ(#`皿´)」
とオモリを足してみるのだが・・・
重くなり過ぎたのが
「ちょっと~~~
何でそんなに体重を乗せてくるのよ重いじゃないの!(`ε´♯)」
「うるせうぇな!お前が重くしろと言っただろう」
と文句の言い合いになってしまった・・・。
我慢の限界に達したヘラ仕掛けはついに
「すいません、チェンジお願いします!y( ̄Д ̄)。oO○」
と浮きを取り換えてしまいました。
突然のチェンジに
泣く泣く仕掛けから取り外されたヘラ浮きは
お役御免で去っていくのでした・・・。
さてヘラ仕掛けですが
今度は確り地について立ち上がれる浮きが良いなという事で
相棒を探したところ・・・。
なんとか!
確りシャッカリ立ち上がりが早い浮きが見つかりました。
見つかったヘラ浮きは
ちょっと、体形が変った浮き。
腹だけがプックリと膨れている浮きをみて
凍りつくヘラ釣り仕掛け・・・。
「あの・・・(꒪ཀ꒪)」
「私、立ち上がりが早い浮きなのよ」
「でも変な体形・・・(꒪ཀ꒪)」
「・・・( ̄■ ̄)」
と露骨にへら浮きの姿にケチを付けるへら浮き仕掛け。
そして、ポツリとヘラ浮きが話した内容というのが
「私、妊娠してるの。:゚(。ノω\。)゚・。」
「えっ!マジ(((゜Д゜;)))」
「うっそ~~へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ」
「・・・」
凍りついたヘラ仕掛けをみて
「実は~~私、ライダーベルトしていてお腹がプックリなの」
「はあ・・・?」
「ライダ~~~変態ヽ( ̄△ ̄ゞ=ヾ ̄△ ̄)ノ」
変身の間違いでは?
「・・・(꒪ཀ꒪)」
「な~~んてね( *´艸`)」
「もしもし・・・」
まだ続くようです・・・。
「実は便秘でもう3年もウンコしてないのヾ( ̄∇ ̄=」
「・・・Oo。。( ̄¬ ̄*)」
「糞がお腹の中で3年なんてね~~・.。*・.。*(〃´∀`)☆・.。*・.。*」
「もういい!ヾ(◎o◎,,;)ノ」
変な体形のヘラ浮きが
ブッコンで来ること来ること。
馬鹿にされても
なんて 立ち上がりが早いのでしょう・・・。
さて・・・通称 かんざし と呼ばれる
変な形の浮きですが
浮力があり過ぎて
普通の仕掛けでは手に余る仕掛けです。
流れに対抗できる浮きなので
ヘラ仕掛けは
浮きのパワーに引きずられまくりです。
とんでもないじゃじゃ馬に主導権を握られたヘラ仕掛けは
板オモリを身ぐるみ剥がされて
重たい中通しオモリをぶち込まれ
身動きできない状態にされてしまうのでした。()´д`()
しかし それは
流れの中でもヘラブナが釣れる
ドボン仕掛けのへの
素晴らしい変身へとなったのです。
しかし
このライダー変身を遂げたドボン仕掛けとかんざし浮き
とても相性が良く
流れの有るクリークで実に釣り易い最高の相棒となりました。
お終い・・・。
流れがある所では
ドボン仕掛けとかんざし浮きが必要というのが
分かっていただけたでしょうか?
道具代が掛かり過ぎるのはちょっとな・・・とか
管理釣り場の入漁料を払いたくない・・・とか
安く上げたい考えている貴方。
是非 かんざし浮きとドボン仕掛けを合わして使って見てください。
これ以降は
マジでドボン仕掛けとかんざし浮きについての記事を書いていますので
熟読してくださるようにお願いします。
ヘラブナの野釣りは安上がりではない
自然の湖、ダム、池などで
ヘラブナを釣る事を野釣りといいます。
タダでヘラ釣りができる魅力的ですが・・・。
タダとはいえ
野釣りは安上がりではありません。
なぜなら自然の環境では
必線的にヘラ竿は長くせざるをえず
竿の値段が長ければ長くなるほどドンドン上がって
超高額になってしまうからです。
竿が長くなる理由は
遠浅であったり
水深が極端にドン深であったりするので
ヘラ竿は長さを求められるからです。
ヘラ竿が長尺になるとそれに付随する道具も高くなる
ヘラ釣りの道具は竿だではありません。
ヘラ竿以外にも
- 竿受け
- 玉ノ柄
- 万力
など 長いヘラ竿に合わして
道具も軽く、長く、耐久性が求められるのす。
それに比べて短いヘラ竿では
これらの道具は品ぞろえも多く
かなり安い物も沢山あります。
という事で
野釣りはヘラ釣りの道具が
超お高くなってしまうのが分かっていただけたでしょうか?
管理釣り場はその点で
6尺でもヘラ釣りができるので
入漁料を払いますがヘラ釣りの道具代は超お安く済みます。
でも考えたりしませんか・・・
短い竿で野釣りができたら入漁料も払わなくて済むし
道具代も安くて済むのに・・・と。
短いヘラ竿でもできる野釣り
野釣りでも短い竿でヘラブナが釣れる所が有ります。
クリークです。
※クリークは短いヘラ竿でもで野釣りができる最も有望な釣り場です。
クリークの中でも特に大きな池の流れ込み、流れ出し
などは更に有望なポイントです。
垂直護岸、足元から適度な水深があると
短尺でもヘラブナ釣りが可能。
もし護岸が平らならば
ヘラ台まで代用の物で安く済ますことが可能です。
よし! それではクリークにGO!
と、気が流行るでしょうが・・・
ちょっとだけ準備をしてから出掛けましょう。
なぜなら クリークでは普通のヘラブナ仕掛けが
通用しないからなのです。
クリークでヘラブナを釣る為には川の流れに対処する
クリークでは池等の止水と違い
川の流れがあります。
ですから
クリークでのヘラ釣りは
川の流れにどう対応するかを考えなければいけません。
まず クリークでは宙づり仕掛けは使えません。
川の流れで
仕掛けも浮きも
流されてしまうからですね。
ヘラ釣りは寄せる釣りですから
短い間で仕掛けが流されてしまうと
釣りが成立しません。
ということで
選択肢は底釣りになるのですが
普通の底釣りでも流れに負けて
仕掛けがゆっくりと流されます。
最後には浮きがトップまで水没してしまい
ヘラブナのアタリも取れなくなります。
そんな流れに対抗するために生まれたのがドボン釣りです。
ヘラブナのドボン釣り仕掛けの特長
ドボン釣りは
浮きの浮力の方が勝つとしまうと流れに負けて
仕掛けも流れてしまいからですね。
でも、そんなオモリを付けて
微妙なヘラブナのアタリが取れるのか?
という疑問が残りますよね。
確かにそのままではアタリはとれません。
その為
エサを吸い込んだヘラブナのアタリが分かり易い用に
誘導仕掛けにしているのです。
もう一度言いますと
ドボン仕掛けは
浮きの浮力より重たいオモリの仕掛け
そして誘導式である事。
このドボン仕掛けですが
大きく分けて2種類あります。
ドボン釣りの仕掛けは2種類
ドボン釣りの2種類の仕掛けですが
誘導方法の違いで別れています。
ぶっちゃけ
中に通すか外に通すかの違いですが
使い分けが必要となります
中通し仕掛け
ドボン釣りの中通し仕掛けは
オモリの中を通っている糸が動く事で
仕掛けの吸い込みアタリが出るようにします。
誰でも簡単に作る事ができお手軽さが魅力です。
しかし
流れの強さの変化が激しい所では使い難いですね・・・。
外通し仕掛け
現在、ドボン仕掛けは
外通し仕掛けの方がよく使われていると思います。
仕掛け作りは少し面倒ですが
シモリペットを使えばだれでも無理なく作れます。
流れの強さが変化しても
最後の方で仕掛け図を掲載してあります。
現場でも作れるレベルなのでお試しください。
ドボン仕掛けの浮きの挙動
ドボン釣りでは 少し違った形状の浮きを使います。
使う理由はへら浮きの挙動です。
通常のへら浮きでは流れによりシモリ(沈み)易く
そしてウキは倒れ易くなります。
シモったり、倒れたりすれば
浮きのトップは見えませんので
これではヘラのアタリが分からないので
釣りが成立しません。
このような浮きの挙動が起きないように作られたへら浮きが
かんざし
と呼ばれるへら浮きです。
形は言葉通り
かんざしに似ている事からかんざしと呼ばれています。
かんざし浮きを使う理由
かんざし浮きを使うのは
流れに強く
故に浮きのトップが沈み難いからです。
かんざし浮きは普通のへら浮きと違い
ボディが飴玉のような形状をしています。
浮立ち上がりを速くする
そして流れの抵抗を減らすために
この様な形状になりました。
結果
流れがあってもウキはシモる事なく
浮きのトップが確りと残るのです。
かんざし浮きはパイプトップかムクトップか
多くのへら浮きのトップは
パイプトップかムクトップの2種類に分けられます。
かんざし浮きも御多分に漏れず
パイプトップの物と
ムクトップの物があります。
特長と使い分けは
パイプトップは太い為、視認性が良いですが
トップの長さは短くなります。
シモリには若干床い辛さはある物の・・・
見易くて扱いや詩です。
それに比べて
ムクトップは細いので視認性は悪いが
トップを長くなっています。
トップが長い分 パイプトップと比べて
だんだんと 浮きがシモっても
トップが残ってアタリを取る事ができます。
パイプトップを選ぶか
ムクトップを選ぶかは人それぞれですが
扱う人の視覚次第で
どちらを選ぶか決めた方が良いと思っています。
具体的に言うと
たとえ ムクトップがシモらずに残ったとしても
長時間 トップの微妙な動きを睨みつけているのですから
見辛いのは苦痛以外の何物でもありません。
という事で
超近眼の自分の場合
視認性を絶対的に優勢してパイプトップばかり使っています。
かんざし浮きはドボン釣りにしか使えない?
かんざしウキはドボン釣りにしか使えないように思われていますが
宙づり
特にチョーチンで効果が発揮される浮きです。
コメント
感度は他の浮きに劣る物の
浮力の強さは両団子には必要です。
ちょうちんの両団子はかなり大きくアタリが出る釣り方なので
かんざし浮きは相性の良いウキだと思います。
かんざし浮き
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ドボン仕掛けクリークの流れ次第では浮き下が長くなる。
底釣りに限ってですが
クリークのような流れがある所では
水深が浅くても
浮き下を超長く取らなければならなくなります。
そうならない様に
重たいオモリを使ったドボン仕掛けにするのすが
それでもウキの様子をみて
浮き下をチョコチョコと長く取るは何時もの事です。
流れの強さ次第では・・・
気づいたら
ポイントが遠ざかってしまう事も・・・
という事で
ポイントを見て、この竿の長さでも大丈夫と思ったとしても
ドボン仕掛けを作ろう
ドボン仕掛けは現場でも作れるくらい簡単に作れます。
普通の底釣り仕掛けと比べて
浮きの浮力調整で時間が取られないので
ドボン仕掛けはすぐに釣りができます。
それでも最初から作っておいた方が
釣りができる時間が多くなるので
作り置きはしておきましょう。
仕掛け図をみればす
作れると思いますので参考にしてください。
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まとめると
野釣りは道具代が超高くなる。
ヘラ竿が短いと道具に金が掛からない。
短いヘラ竿の最適性は管理釣り場だが入漁料がかかる。
野釣りなら入漁料が掛からない。
クリークなら野釣りでも短い竿でヘラ釣りが可能。
クリークでは普通のヘラ釣り仕掛けでと釣りが成立しない。
クリークの最適正な仕掛けはドボン仕掛け。
ドボン仕掛けには中通し、外通し仕掛けがある。
ドボン仕掛けと相性が良いのはかんざし浮き。
パイプトップかムクトップ使い易さは自分の視力次第。
ドボン仕掛けは簡単だから作ってみよう。
釣具マニアの報告でした。
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