トラウトワン　エリアスペシャル　乗せ調子

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
休憩中にタバコを吸っていると
Ｋ氏がフラフラとやってきた。
「釣具マニア～
エリアフィッシングなる釣りにを始めたいんだけどさ～
何を選んでいいか分からないから
今日釣り道具屋に付き合えよ。」
「釣り道具屋に聞けばいいじゃん！
今日は忙しいだよ～」
「仕事なんて途中放棄すればイイだよ
人生釣りのほうがが大事だぞ」
「・・・・・💧」
そんな訳で、釣り道具屋で直接待ち合わせる事になったのですが
仕事が手間取ってしまった事もあり
少し遅れる予定が
大幅に遅刻と言う事に相成りました・・・
待たされたＫ氏はといいますと・・・
「お前、釣りの約束に遅れるとは何事ぞ！
仕事じゃないんだからな！
絶対遅れるな！」
「・・・・💧」
嘱託になってから優先順位がかわったようです。
１年前とは間逆の発言に
怒りが沸くというより虚脱してしまいましたが
取りあえず釣り道具屋さんに入る事に。
さて釣り道具屋さんにて
エリアフィッシングのロッドコーナーに向い
置いているロッドを見れば
ここ最近エリアロッドのトレンドが変化した事がわかります。
今は乗せ調子から掛け調子に人気が集まっているようで
いろいろな掛け調子ロッドが並んでいます。
「釣具マニア～
トレンディーな俺としては掛け調子のロッドを選びたいわけなんだが
どうだろうか？」
「はっ？　自分の都合でトレンドを
使い分けてるだけじゃありませんか？
少し全うな人間として認められたいなら
ロッドの選択も芯が通ったものでなければいけません！」
「・・・・・」
「いいですか、ほんの数年前は乗せ調子のロッドが全盛でしたが
今は掛け調子気味のエリアロッドの比率が多くなりました。
自分の意見がなく多数意見に同調する人には
やはり乗せ調子に拘ったロッド選択が重要となります」
「何か理論が崩壊しているような気がするんだが」
「うるさい！
釣り道具のこだわりに自分がなくて如何するな？」
「・・・・」
「したがって乗せ調子のロッドをトレンドに関係なく
作り続けてるシマノのエリアロッドを選ぶのが必然と言うことになります。」
「一つ注文があるのだが・・」
「何よ」
「安いのにして」
「・・・・
「何時も何時も安くて良い竿探せって
言いやがって」
「考え方に１本筋が通っているといって欲しいな」
「・・・・そこだけはね
そういうと思ってたから、ハイこれ」
「これは」
「トラウトワン　エリアスペシャル、
マジでコスパ最高です」
「う～む釣り道具だと反応が素早いね」
「当たり前だろ仕事じゃないんだからな！」
「・・・・」
トラウトワン　エリアスペシャルは今シーズン
シマノが満を持して発売した
エントリーモデルであります。
価格は１万円は購買層が多い価格帯だけに
販売上の戦略モデルともいえ
コストパホーマンスは相当たかい。
シマノだけでなく旧製品に比べて
新製品ほどコストパホーマンスが高く
選んで損がないと考えて間違いはないでしょう。
トラウトワン　エリアスペシャルはシマノのエリアロッドだけに
バリバリの乗せ調子。
マイクロスプーンを細ラインで操作しながらラインブレイクを防ぎ
リールのドラグの能力を最大限使いながら
胴に為ながらとるロッド。
スローテーパーといいながら
何処までも曲りこんでもトルクがない
粗悪なエリアロッドと違い
流石は捻れ防止のエックスブランクの宗主メーカーシマノ！
今回トラウトワンはハイパワーＸ搭載しただけあり
急なトラウト君の方向変換にも無理なくロッドのパワーで
ためてくれのは、ハイパワーＸならではの事
ガイドが捻れても横を向きません。
そしてブランクス素材、製法からプライ数も含め
曲りこんでからのロッドのトルクの出方は信頼の一言です。
最後にトラウトワン　エリアスペシャルを手にしたＫ氏。
「う～ん、最新Ｋガイド搭載してるみたいだが
ガイドリングがハードガイドじゃないだろうな釣具マニア君」
と重箱の隅をつつく様な質問をしてきた
「ＫガイドはＳｉｃのガイドリングしかないので
安心してください」
「あっそう・・・・
リールシートは冨士じゃなくて
オリジナルシートみたいだが、Ｃｉ４じゃないみたいよ
うーんＣｉ４がいいな～
騙されてような気がするな～」
「・・・そんなにすべてのパーツを気にするなら
もっと金払えばいいじゃん！」
「それは無理！」
「・・・・・・😵」