ステファーノCI4+ 魚信快感

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
湾フグの竿が折れてしまった・・・
原因は穂先にPEラインが絡んだまま巻き上げた為なのだが
イシモチごときの食い上げのあたりで
穂先にラインが絡んでしまった。
釣果はというと、精神的な打撃もありショボイ結果に。
当然ですが
翌日には釣竿を購入すべく釣り道具屋さんに向かった。
こういう活性の高い本気汁出しまくりの客は
釣り道具屋でもわかるらしく
店舗に入るとすぐに店員さんが寄ってくる。
お客さ~~ン何をお探しですか?
とか
その竿継いでみますか~?
と撒餌をまいて活性をさらに上げるのだ。
その際、
竿折れちゃて・・なんて店員さんに話したならば
もう大変です、
店員さんは分かるわけですね
この客、絶対釣れると
さらにあの手、この手と
色々な角度から攻めたててくる。
その日は湾フグ竿から話がカワハギ竿にスライドしてしまいました
常に折れる心配のあるフグ竿は
安価な竿をまたの機会に選別するとして
やはりここは、メジャーでこれからシーズン突入する
カワハギ竿にこそお金は投入すべしということに店員さんと相談の上、相成りまして。
今回のシマノのカワハギ竿にかける力の入れ方は半端ではないと
鼻息荒い店員さんに釣り上げられてしまいました。
購入したのはステファーノCI4+
ノーマルなステファーノ(MとMHの中間のような感じ)
と比べて性能的には大差はないように思うが
価格的に安くて最近、ゆっくり小突きつつ、
ゼロテンで待つことが多い釣具マニアはCI4+M180を選択。
どうしてもノーマルステファーノと比べてしまうのだが
今回投入されたロッドの技術的な部分はまったく同のよだがが
強いて価格の違いを説明しようとすれば
ステファーノは使うテクニックの範囲が広くする為に
製造素材がさらに複雑なのかもしれないが
竿を構成するベースの部分は
設計違いの竿と釣具マニアは認識している。
それならば普及モデルのように価格を落としているCI4
非常にお買い得と言う判断だ。
最近は穂先の素材による感度をメーカーさんはフューチャーしているようだが
穂先だけ減衰率が悪く(感度が良い)ても、手元に伝わる感度の評価にはならない。
穂先の振動が大きく伝わりやすくても
手元までには竿のベリー、バッド、グリツプと、
振動の減衰が低いまま伝わらなければ、感度が良いということにはならないからだ
つまり穂先だけではなく、竿全体のブランクが
非常に感度の高い素材で構成される必要がある。
ステファーノの穂先は他の素材に比べ非常に軽く弾性率が高い
その為、穂先の戻りも含めて極めて目感度に優れているのだ。
穂先のタフテックにエックス状にテーピングしたX-ティップの効果は
振動の速度が速い優れた感度であるが
実はベリーとバットも良質な振動伝達性能のブランクの為
魚を掛けたときの感触が凄いのである
竿を構成する素地の複雑さ製造技術は
魚が別物に感じてしまうほど振動にエッジが効いた感触になるため
魚の引きがまさに
快感と呼ぶに相応しい。
一度、この竿に触れてしまえば
魚信の快感を思い出して愛用する事は必然と思える
良い竿は素材の質と複雑さ、そして設計
製造精度のトータルな上に成り立つもの
今回シマノが力を入れただけあって
ステファーノは良い竿ですよ。

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