こんにちは釣具マニアです。
どうした事か小遣いが急に厳しくなったと嘆くH君
何か嫁さんの逆鱗に触れることでもしたのでしょうか?
ところで、そんな小遣いが厳しい中でも釣りはしたいみたいで、エリアフィッシングを始めたいので安くて釣れるおすすめタックルを教えてほしいといってきました。
「釣具マニアさん安くておすすめのタックルありませんかね」
「H君それってポンドタイプの管理釣り場かなー」
「ええ、そうです実は始めてなんでKさんと近くの管理釣り場に行ったんですけで、自分堤防で使っていた小型リールと、バスロッドで釣りにいったんですよね」
「ああ~なるほど」
「釣具マニアさんなんか結末が分かったような顔してますね~」
「Kさんに道具の相談したんだろ?」
「ええそうですけど、さっき言った道具で十分と言われて~・・・・それでニジマスの大きいのが掛かったんですよ~、ですけどね、ラインがすぐ切れちゃうんです・・・」
「それ見てKさんは薄ら笑い?」
「ええ実に楽しそうに」
「そうなだよね、あの人前科あるし、前なんかさ初心者にベイトのロッドのトリガーハンドルにスピニングリールつけさせてみんなに黙ってろ!と言って釣りさせたんだよね」
「ええ~そうなのですか?」
「でもその後満足したら、ちゃんとしたタックル貸してくれただろ?」
「それですけどね、シマノのステラとか言う高級リールとカーディフとかいうロッドなんですけど」
「・・・・10万楽勝で超えるタックルじゃん!」
「やっぱりそうですか?見るからに高そうでして・・・ 壊したら弁償な~とか言われて釣りにならなかったんですよ」
「相変わらずえげつないな~、ああそれで自分のタックルが欲しいと」
「ええそうですけど、なるだけ安くしたくて」
「H君さあ、大きいのが掛かってライン切れたって言ってたじゃん」
「大きいから切れたんでしょう?」
「違うよ ドラグが悪いから切れたんだよ」
「ドラグに良いも悪いもあるんですか?」
「あるある、ドラグが良かったら、その魚取れていたかも知れないよ」
「ええ!そうなんですか、でも・・・小遣い絞られちゃって・・・できるだけ安くてドラグが良いリール教えてください」
「7000円位出せる?」
「ええリールで7000円もしたらロッドも買わなきゃいけないのに~」
かなり小遣いに困窮しているご様子
「大丈夫、大丈夫」
「本当ですか?俺を騙してKさんみたいに薄ら笑い浮かべるじゃないんですか?」
Kさんのお陰でまた一人人間不信になった犠牲者がふえたみたいです・・・・
管理釣り場でトラウト狙う場合小さい(軽い)ルアーを投げる必用があるので必然的に細いモノフィラメントラインを使う事になります。
釣具マニアはナイロンライン推奨ですが、今回はリールの話なのでラインの事は後に回しますが。
細いと言う事は引張強度が弱いと言う事ですね、大きいニジマスを掛けたときの最初の引きに対応するには3lb、2.5lbのラインではドラグがスムーズに動かないと対応できません。
リールのドラグとはどんな役割
魚を掛けた時、ラインの引張強度を超えないところでリールのスールが滑り出してラインが切れるのを防ぐ機能
具体的にはどんなドラグが良いか
最初の滑り出しがスムーズで一定のテンションで滑っていく事なおかつ滑り始めたら粘るようなドラグがよいのですが、ドラグのテンションは釣の対象魚、メソッド(釣り方)によっても違うのでそれにあわせたドラグと言う事になる
それに合わせたドラグと言うのは、リールには番手があって、例えば1000番、2000番、2500番、3000番、4000番とリールは大きくなるに従って対象魚とメソッドによって使い分ける
今は管理釣り場でルアーを使ってトラウトを釣るという対象魚、メソッドになるので
1000番、2000番のリールを使う事になります。
何故1000番、2000番のスピニングリールがいいのか
使うラインがとにかく極細いモノフィラメントラインのためラインテンションが低いところでドラグの調整幅が広いことが要求されます。
具体的にいうとドラグワッシャーが単版式、つまりドラグワッシャーが1枚だけ入ったリールは低いテンショウンでの調整幅が広いためエリアで使えるスピニングリール単板式と言う事です。
逆に高番手のスピニングリールはドラグワッシャーが何枚も入ったリールでドラグテンションが高いところで調整範囲が広くスムーズな滑り出しをしてくれる事になる。
釣具マニア薦めるコストパホーマンスが良いリールはダイワのレガリスLT2000S
レガリスLT2000Sのドラグは何故良いか
先ずはドラグワッシャーが1枚で低いテンションでのドラグの調整幅が広い
ATDドラグ、これはドラグワッシャー(フェルトでできている)に含ませるダイワ開発のドラググリスが優れてるため、滑り出しがスムーズで滑り出した後 粘るのでドラグが惰性で滑りっぱなしにならずに魚を止める事が出きる、魚を止められないとどんな事が起きるかと言うと管理釣り場にもよりますが、水をかき回す水車、岩などにラインが巻かれてライン切れたりたりします。
ドラグピッチが細かい、ドラグノブを回す事でドラグの強弱の微調整が容易になりますがラインが細いだけあって微調整の出きる事は管理優位になる
ライバル機種との比較
価格的にレガリスより1ランク下のレガロスは同じATDであっても調整するドラグピッチが荒くドラグの微調整やり難い、ダイワで言うところのトーナメントドラグ対してレガリスはマイクロピッチトーナメントドラグ。
シマノのナスキーは値段的にはレガリスより少しは安いのですが釣具マニアはドラグが機能はレガリスより落ちると思っています、ナスキーのドラグは滑り出しがスムーズでも粘りが足りないため滑り出した後の魚の突進を止め辛い
ドラグの話はばかりしてしまいましたがリールのトータル事が語れなていのでもう少しお付き合いしてください。
ダイワのレガリスがトータルとして優れてる所
レガリスはハンドルの巻きが軽い
これは管理釣り場で重要になります。例えばスプーンですが管理釣り場トラウトを狙う際、基本となるルアーですがメソッドはステディーリトルリーブが中心となります、ただ巻きと言う事ですが、実際に本当にただ巻きをしようとすれば、これが結構難しくて自分でただ巻きのつもりでもスプーンを引くスピードが変わっているのに気がついていますか?
スプーンを引くスピードが変わるのは、ハンドルの重量と重力が影響しています
この影響はハンドルを巻く際にリールはハンドルが下から上に回す時はスピードが遅くなり、上から下に回す際は早くなるという現象によりルアーの引くスピードが変化する。
この変化を分かりやすく体現したいなら昔のスピニングリール、またはワゴンで売られているリールをロッドにセットしてハンドルを回してください、意識してみるとハンドルの回すスピードが違っていませんか、それに伴いロッドのティップも動いていませんか?これでは完全なただ巻きになりません。
話を戻しますがハンドルの巻きが軽いという事はこのようなルアーが泳ぐ速度変化が起き難く安定したただ巻きをする事ができます。
これが出きる出来ないで釣果にもだいぶ差がでると思いますよ
レガリスのメインギアの加工精度が良く理想的な噛み合わせになったのはもちろんですが巻きが軽いのはローター部分が肉抜き形状とカーボン樹脂により軽くなった事で巻きの軽さとローターの円運動による慣性モーメントを少なくする事でがこのハンドルの軽さが実現してるんですね。
ATDドラグについて思うところ
最後にATDドラグは何か複雑な機構でも搭載されていると思ってる人もいるようですが
ワッシャーに含ませる特殊グリス含ませてるだけと言う話をすると、何だ、グリスだけかと言う人もいます。
けれどATDドラグの専用グリスはメーカーが多くのテストと膨大な時間をかけて研究開発をしたものです。機械的ではなく化学的な開発をしたと思えばすごいなと思えるのではないでしょうか。
さらにエリアで使いやすくなったダイワの20レガリスの詳細記事は下記に
釣具マニア報告でした。
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