こんにちは釣具マニアです。
春になると船釣りでメバルを釣りに行こうか・・・
カサゴを釣りに行こうか・・・
といつも迷います。
というか
同じ岩礁帯を好む魚
釣れるポイントは同じところが多いですね。
メバル・カサゴのような根魚は
年度により好不調が激しい魚ですが
カサゴに狙いに絞ると
メバルがポツリと釣れてカサゴは釣れなかったり・・・。
メバルに狙いを絞ると
カサゴがポツリと釣れてメバルが釣れなかったり・・・。
船宿さんもメバルからカサゴ
カサゴからメバルと状況をみて釣果があがるように釣り物を変更します。
このようにどっちを狙ったらいいか分らない時は
メバル・カサゴの同時狙いです。
しかし同時狙いなんて器用な事をして
魚が釣れるのでしょうか?
二兎追う者は一兎も得ず と言うではないですか!
いえいえ、メバル・カサゴに限っては同時狙いが可能。
船でも、堤防でも可能なので
これから話す方法を是非お試しください。
その同時狙いの肝ですが!
意外と簡単で胴突き仕掛けのほんのちょっとした所を変えるだけです。
それだけで
メバル・カサゴ両方に釣れるてしまうので魔訶不識。
メバル・カサゴの同時狙いという話
まだ疑いを払拭できない方もいるでしょう・・・。
ああ、そういう事なのか
と納得していただくために
こんな話を用意してみました・・・。
岩礁帯に勢力をもつ
二つのフィッシュイーター組織がある。
その一つが広域フィッシュイーター組織の眼張組。
あともう一つが底辺を地盤とする底辺組織の下娑誤組。
同じ岩礁帯に地盤を持ちながらも
岩礁帯の上あたりと下あたりに棲み分けしていた二つの組織は
まあ なんとかやってきたのである。
さて
警察庁 船宿2課
眼張特別乗合船 萌海老丸では
大変な事になっていた。
昨年は大量に検挙した眼張組の組員たちが最近ではあまり見かけなくなった。
どうやら、目立った活動を控えて
眼張組だとわからないよう潜伏しているようなのだ。
このような状況のなかで
警察庁 船宿2課では
春の特別検挙月間に
眼張組の大漁検挙を上げていたのだが
この状況ではそれも難しい。
このままでは
警察庁 船宿2課の威信も地に落ちる事になる。
困った船宿2課長の
同卯月 永伊根(どうづき ながいね)はある計画を思いついた。
眼張組の大漁検挙と合わせつつ
禍砂子組の同時検挙で帳尻合わせを実施するというのである。
船宿2課の古参の警部である
枝酢 受洗地(えだす じゅつせんち)が
「課長、眼張組も禍砂子組もシマは同じように見えて
シノギが違いますよ」
「同じ地域だから大丈夫じゃないか?」
「それが、違うんですよ課長
広域フィッシュイーターである眼張組は縦に広く活動しているのに対して
底辺を根城にする禍砂子組は底辺でのシノギです。 (´Д`。)」
「だから船宿2課では4班ある捜査班のうち一つを
禍砂子組に振り替えればいいではないか y( ̄Д ̄)。oO」
「いえ、底辺は底辺の者が対応しないと上手くいきません ( ꒪Д꒪)ノ 」
「そんなものか・・・ (´_`。)」
「私に少し考えがあります・・・」
「どんな考えだ」
「対 禍砂子組の捜査、検挙をする1班は私が率います」
「ほう、それだけではないだろう?」
「ええ、底辺捜査の人員は底辺であたるのです」
「どんな人員だね」
「偏差値35以下のFラン大学か
荒れてる私立の工業高校出身者に入れ替えるのです」
「なるほど・・・しかし
そんな低学歴な人員は手元にいないな」
「ですから、業務委託契約にすればいいのです」
「どういう事だ・・・」
「捜査上でなにか問題がおきても
外注の責任なので当方には関係ないと白を切ることができます。 ( ̄~ ̄)」
「ウーバーイーツみたいではないか・・・ (꒪ཫ꒪; )ヤバイ 」
「そういう事になります」
「おぬしも悪よの~ (ΦωΦ)フフフ… 」
「お奉行こそ・・・ ( *´艸`) 」
「ウヒヒヒヒ」
「ホヒョヒョヒョ~」
という事で
同じ岩礁帯に住む魚同士であっても
メバル専用の胴突き仕掛けでは
カサゴを同時に狙う事はできません。
でも心配することはありません。
カサゴを同時に狙う為の改造は簡単にできます。
胴突き仕掛けの一番下の針をカサゴが目に付くように
下側に動かすだけです。
岩礁帯で使う胴突き仕掛けは
根掛が多く所詮消耗品・・・。
下針くらい、いじくったところで大した事はないのです。
メバル・カサゴの船釣り。
メバルの船釣りも カサゴの船釣りも
胴突き仕掛けで同じような岩礁帯を釣ります。
水深も変わらないのに
メバルを狙って釣りをすればメバルばかりに
カサゴを狙って釣りをすればカサゴばかりになります・・・。
同じポイントに生息しているのですから
両方均等に釣れてもいいように思いますが
メバル、カサゴのどちらかしか釣れないどういうのは
何故でしょうか?
ポイントが重なっても棚が違うメバル、カサゴ
生息地が同じでも同じように釣れないのは
メバル・カサゴの数の違いではありません。
釣りで言う所の棚という奴です。
ですから
同じポイントに生息していたとしても
専用仕掛けの棚が合わないですから
狙った方が釣れるのは当たり前のことなのです。
もう一度いいますよ
棚が微妙に違います。
メバル・カサゴどちらを狙う? が運命の分かれ道
メバルにしろカサゴにしろ
遊漁船が連れて行ってくれたポイントに
どちらも豊富に生息している訳ではありません。
根魚は減少傾向にあるので
沖合にの岩礁帯に仕掛けを落としたら釣れる魚ではないのです。
またどちらの魚影が薄いのかというと
そんな事はなく。
例えば
メバル狙いでもメバルが薄くてカサゴが濃いポイントあったり
カサゴ狙いでもカサゴが薄くてメバルが濃いポイントという事もあります。
片方だけ魚影が濃かったりして
少ない方の対処魚を狙っていると片方の魚影が濃いにも関わらず
逆を引いてしまっい釣果がサッパリということも良くあるのです。
それなら両方狙えばいいじゃないか!
という事になりますが・・・
両社は微妙に遊泳層が違うので
胴突き仕掛けでもメバル・カサゴでは仕掛けが違います。
それなら
両方を狙える胴突き仕掛けはないのでしょうか?
ひとつに絞るな 二つに分散で釣果安定。
メバル・カサゴが同時に狙える胴突き仕掛けというのは
市販仕掛けでありますが・・・重大な欠点があります。
でもそんなに心配しなくても大丈夫。
何故なら
メバルの胴突き仕掛けを少しだけ改良を加えれば済むだけだからです。
メバル・カサゴ同時ねらいは胴突き仕掛け改良点は?
胴突き仕掛けの改良点はたったに一か所だけの簡単な方法。
一番下の枝スの位置を変えるだけで
メバル・カサゴの同時仕掛けになります。
メバル・カサゴ同時に釣れる 胴突き仕掛けの肝を整理します。
同時仕掛けの肝は二つ
- 市販仕掛けはメバル仕掛け使う事
- 一番下の枝バリは極力下に着ける事
この2点だけです。
市販仕掛けはメバル仕掛けを使う事
メバル・カサゴが同時で釣れる胴突き仕掛けですが
理由はカサゴ仕掛けは
幹糸、ハリスが太くて目が良いメバルでは警戒してしまうからです。
細いは太いを兼ねるでメバルの胴突き仕掛けを流用します。
それがメバル・カサゴの同時胴突き仕掛けの肝なのです。
メバル胴突き仕掛け Amazonはこちら胴吹き仕掛けの一番下の枝バリを極力下に着け直す。
胴突き仕掛けですから
幹糸に何本もの枝バリが結ばれています。
その中で作り直すのは一番下の枝バリだけ。
メバル仕掛けはメバルの遊泳層に合わして作られているのですから
カサゴの遊泳層より上になってしまってます。
岩礁帯のべた底にいるカサゴにも見える様に
一番下の枝バリを胴突きオモリのすぐ近くに結び直しましょう。
※超重要必ず守って!
カサゴのアタリが極端に減ります。
カサゴの胴突き仕掛けは
下針が5cmになっていますね
釣れるのはこの下針ばかりです。
メバル・カサゴ同時胴突き仕掛けの付けエサ
両方に通用する付けエサを準備するのも良いですが・・・。
例えば
カサゴの下バリにサバの切り身
上にはモエビなど餌を使い分けるのも釣果を上げるコツとなります。
沖堤防の岸際
釣れたサバの切り身をカサゴ用に
モエビ、虫エサ、オキアミなどをメバル用の餌にする事で
両方釣れて非常に美味しい思いをしました。
メバル・カサゴの同時 胴突き仕掛けの竿は
メバル・カサゴの船釣りで使うオモリの重さは
だいたい20号とほとんど変わりがありませんが・・・
竿はだいぶ違ってきます。
オモリ負荷は同じ20号負荷ぐらいの竿を使いますが
長さも調子も違います。
メバル竿には各社専用竿がありますが
特殊すぎてメバル以外に使いどころがありません。
そしてカサゴにはそもそも専用竿自体ありません。
両方賄うのは虫が良すぎるのかもしれませんが・・・
そういう竿も実は存在します。
振出しの船竿のオモリ負荷
俗にボートロッドと言うのが万能ロッドがあります。
カーボンギンギンの張りのある高感度ロッドと違い
マイルドな調子の万能ロッドです。
これが
メバル・カサゴを同時に狙うに竿には非常に使い易いのです。
竿のオモリ負荷ですが
標準的に20号のオモリを背負うとして
メバルが釣れる状況なら20~25号のオモリを背負わせて
竿の弾力を少し殺して
もたれる感じにします。
竿が丁度メバルが食い込みやすいような感じになるからです。
それとは逆にカサゴが釣れる場合
15号~20号のオモリを背負わせて竿の反発が出るようにします。
理由は積極的に岩礁帯を小突くようにして
根掛かり防止と
掛けてから根に潜られない様にするためです。
このように
オモリを軽くしてカサゴ
オモリを重くしてメバルと言うように
オモリで調整する事で 竿の調子を寄せられますから
1本の船竿でも大丈夫なのです。
このような感じで使う時におすすめなのが
20から30号負荷の振出船竿。
振出の船竿はコンパクトで電車釣行が便利
少し胴突き仕掛けから脱線しますが
振出船竿の持ち運びについて話をさせてください。
船竿はワンピースか2ピースの竿がほとんどですが
一番携帯性に優れれいる振出の船竿は極端に少ない。
人気がないからでしょうが
振出なのでコンパクトに仕舞えて
リュックサック挿せばバッチリ両手が空きます。
カートに荷物を積んで移動するには
両手が開くので電車釣行には最高
船中で酒が飲みたい人は重宝すると思います。
振出し船竿のなかで早潮がおすすめ
メバルを狙いつつカサゴを狙える竿は他を見回しても
シマノの早潮ほど上手くできる竿はありません。
オモリ負荷は
20ー240Tから
20ー270Tがメバル・カサゴの同時胴突き仕掛けには最高ですが
同じ事考えている人が多く、何時も品薄です・・・。
7:3の先調子でありながら
魚の食い込みが実に良い竿です。
堤防でもボートでも卒なくこなすので
いつでも、どこでも、どんな時でも早潮は欠かせねえ!
といつも肌身離さづ持ち歩く輩までいる
超なんでも使える万能ロッドです。
他社のボートロッドの大口径ガイドなのに対して
早潮は小口径ガイド。
岩礁帯にすむメバル・カサゴの船釣りで
有利な両軸受けリールとの相性も良く
竿の曲がりもきれいです。
在庫を見つけたら
1本持っておいて損はないと思います。
シマノ 振出ロッド 早潮 楽天市場はこちらシマノ 振出ロッド 早潮 Amazonはこちら
シマノ 振出ロッド 早潮 Yahooショッピングはこちら
まとめると
メバル、カサゴどちらかに狙いを絞るとあまり釣れない。
メバル・カサゴを両方同時に狙えれば釣果が安定する。
船釣りでメバル・カサゴを同時に狙うのは難しくない。
胴突き仕掛けの一番下の枝バリの位置を変えるだけ。
下針と上針の付けエサを変えると効率が上がる。
堤防でも同じように通用する。
メバル・カサゴ同時胴突き仕掛けの船竿は早潮がおすすめ。
早潮は船竿ですが何にでも使える超万能竿。
釣具マニアの報告でした。
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