フィッシュグリップは魚を確り掴む事「ボガグリップを選ぶべき理由」

シーバス
出典 Amazon

こんにちは釣具マニアです。



職場の釣り仲間から質問された。

何でも魚を痛めつけないフィッシュグリップは無いのかとの質問だった。

さらに

長く使えるちゃんとしたもの、信頼のおけるフィッシュグリップとの注文でした。

ありますかね・・・そんなフィッシュグリップ・・・。



ありますよ。

絶対的なフィッシュグリップが!



それはボガグリップです。



価格が少し高いですが・・・。

それさえクリアできるなら何も悩む必要はありません。

魚を掴むことにかけてボガグリップを超えるフィッシュグリップは無いのですから。



今日はヒラメ釣り。

K氏からお誘いがあり、ヒラメをゲットすべく茨城の外洋へと勇ましく出陣。

ヒラメの縁側、ヒラメのウシオ汁、ヒラメの煮付け、ヒラメのソテーを想像するたびに荒ぶる心を押さえ事ができません。

いつもの事ですが釣れる前提の空想は雄大です・・・・。

船長の初めてくださいとの合図があり仕掛けを投入・・・・しますが、荒ぶる心が正常心を失わせたのか海に振り込むはずのイワシ君が船べりに引っ掛って残ったままです。

「あで?」

それを見ていたK氏横で大笑いしております。

今度は荒ぶる心が落ち着いたのか無事にイワシ君を投入完了。

底立ちをとり50cmほど仕掛けを上げてヒラメのあたりを待ちます。

釣具マニアがもたもたしている間、ちらほらとヒラメで竿を曲げている人が出始めました。

そんな中、K氏が竿を曲げております。

「きたー」

・・・うらやましい限りです。

釣れたのは40cm位のヒラメ

釣具マニアも心を沈めてアタリを待ちますが・・・・1時間たってもノー感じ

荒ぶる心は完全に静まり、そして虚無感が心を支配します。

横では、2枚目を釣り上げたK氏がフィッシュグリップで挟んだヒラメ君にナイフを入れて生き締めの最中、虚無感は拡大中・・・

4時間後・・・・

「きた~~~」

またK氏の竿が曲がっています。

「・・・・・」

虚無は太陽系まで拡大しております。

「げっ!デカイ!もしかしたら70cmヒラメか?」

どうやらビックフィッシュが掛かった模様ですが釣具マニアの虚無は銀河系まで拡大しております。

「ベイトリールのドラグが滑る!」

デカイみたいです・・・。

「手が疲れる~、いったい何なんだ!ヒラメなのか?」

・・・ただいま釣具マニア怨念発動中。

大きな鮫かもしれないでしょ、いや鮫になれ、鮫よこい!呪の呪文三段活用を唱える釣具マニア

「うん・・・茶色?・・・あれマダイだ・・・」

呪いの呪文は見事粉砕されて上がってきたのは6kgのマダイ

「でで、デカイ、マダイ・・・」

走ってきた船長

「タモに入んないな~」と言うと

ギャフに変更して引きずりあげるようにマダイを船中に取り込みます

「・・・・でかいですね」

「イワシ食べるんだな」

「だからデカイだよ・・・」

「Kさん写真撮るからね」

船長がカメラを持ってきました、勝利の掲載写真撮影

K氏は荒ぶる心をむき出しにしてマダイの口の中に勝利のフィッシュグリップ挿入の儀をおこない、マダイを持ち上げるとマダイは、右に左に尻尾を降り始めると・・・。

ボトッ

「・・・・」

マダイが外れて船中でバケツをなぎ払い始めます。

荒ぶる心を沈めてもう一度フィッシュグリップでマダイを掴むと。

ローリング&ヨーイングで激しく抵抗するように動くと

ボトッ

「・・・・」

バケツをなぎ払っています・・・

「Kさん、そのフィッシュグリップじゃダメだから、俺の使ってください」

と釣具マニアのフィッシュグリップを差し出すと

「おお・・これね、よっこらせ!」

激しく抵抗を続けるマダイ君ですが・・・動くマダイほどK氏の腕は動いていません、確りと放さないフィッシュグリップに挟まれたマダイで無事写真撮影終了

「釣具マニア、さっきのフィッシュグリップ良いな」

「ボガグリップですか?」

「ボガグリップというのか、買い直すか~」

「さっきの使えないフィッシュグリップいくらくらいですか?

「1300円くらいかな~似ているのに違うな~」

「それじゃダメですよ、似ているだけじゃあね、ボガは最強フィッシュグリップですよ」

「もう決めた、俺ボガグリップ買う」

「そうですか、僕は今日一度も使ってませんが・・・」

「・・・・」

さあ後残り1時間半、とっくに荒ぶる心は遠く過ぎ去り、傷心の釣具マニア

何時も通りの展開かと諦めていると。

「あれ、アタリが・・・」

ドキドキ・・・

暫く待つと竿がのされる食いあたりが、竿を煽ると魚が乗った気配がするではありませんか!

後ろに船長が玉網を持って待機中

「大事に、大事に、・・・おっヒラメだ、もう少し寄せて」

無事ヒラメをキャッチしました。

「良かったね、釣具マニアさん、ヒラメだよ」

「ええ・・・」

「釣具マニア、ナイス、ソゲ

ソゲか・・・」

「グッド、ソゲ

「・・・・」

「フィッシュグリップ使う? ソゲで」

「・・・・・」

心の中はビックバン!でした・・・。



フィッシュグリップを使う時

魚が釣れたらどんな魚でもフィッシュグリップを使う訳ではありません。

使う場合は4つありまして

①ルアーのトリプルフックから手を守る

②口が凶器になる魚

③大きい魚

④リリース前提で魚にダメージを与えない

①ルアーのトリプルフックから手を守るためのフィッシュグリップは安物でもいいです。

何故なら、魚の口に刺さったルアーで傷つかない様に

代わりを務めてくれるだけでいいから。



②口が凶器の魚

例えば

サワラ・太刀魚・クロダイみたいな、人の口を切るか潰すような口を持ってる魚にはコピー品

のようなオーシャングリップでも十分対応可能です。



所が80センチとか10キロを超える ②大きい魚になると

コピー品・・・いやオーシャングリップでは役不足です。



理由は金属がアルミの上に十分な厚さが無いので、大きな魚の場合

たわんで魚を掴むアームに隙間が発生してしまうから。



アームの噛み合わせの精度がいくら良くても

強度不足のフィッシュグリップでは約不足。

暴れた魚の口からフィッシュグリップが外れてしまうのです。



④魚に優しく、リリース前提ともなると

フィッシュグリップの選定はさらに狭き門になってきます。



皆さんはテレビなどでフィッシュグリップで挟まれた魚をテレビタレントさんが持って

にっこりとほほ笑んでいるのを見たことがありますか?



笑顔とは裏腹にビチビチと暴れる魚により

右に左にタレントさんの体が揺れていますよね。

笑え・・・と言われたから笑うのでしょうが・・・。



タレントさんも大変ですが魚も洒落にならないダメージを負います。

これはフィッシュグリップがリリース前提の物を使ってなかったから起きたことです。



所がある釣り番組では外人のガイドが使ってる物を使用してました。

そのテレビ局のタレントさんは

魚が暴れても体がそんなに揺れてません。



④リリース前提で魚にダメージを与えない

現地のフィッシングガイドにとって当然のことです。

何故 魚が暴れても体がそんなに揺れないのでしょう。

揺れていないのはヘッドが回転する強靭なフィッシュグリップを使っていたからです。



ここまで読み進めて皆さんはどう思われますか?



安いグリップは万能ではありません。

また高いフィッシュグリップ・・・

オーシャングリップには弱点があります。



オーシャングリップの限界は

①ルアーのトリプルフックから手を守る

②口が凶器になる魚 までです。



③大きい魚、 ④リリース前提で魚にダメージを与えない

この条件で使えるフィッシュグリップはボガグリップだけです。

海外のガイドはリリース前提です。
商売道具なので信頼のおけるものしか使わない。


皆さんは何でフィッシュグリップなんて必用なのか?

この目的を考えてからフィッシュグリップを選んでください。

ボガーグリップのコピー品でも大丈夫か?

ボガグリップが有名になると

似たような形のフィッシュグリップが売っています。



コピー品ですが使えるのでしょうか?



オーシャングリップのコピー品がそこそこ使えるんだから大丈夫でしょ。

確かにオーシャングリップコピー品は使えました・・・。

でもボガグリップは使えるという話はついぞ聞いたことがありません。



もしかしたらコピー品のボガグリップは使えないのでは?

実はその通りでコピー品のボガグリップは使えないんですよね。



考えてもみてください 。

①ルアーのトリプルフックから手を守る②口が凶器になる魚 ぐらいだから

コピー品でも大丈夫だったと思いませんか?



③大きい魚、④リリース前提で魚にダメージを与えない

このようなレベルになるとそれ相応の素材と作り込みをしないと対応できないのです。



それどころかボガグリップのコピー品は

オーシャングリップのコピー品より粗悪なものが多いので気負つけましょう。

ボガータイプのコピー品 フィッシュグリップはアームを手でこじ開けると開いてしまうものがありますが、このようなものは魚が外れてしまうので論外です。

ボガグリップだけが剛性が高いのは何故、どんな構造

掴んだ魚がおとなしく無抵抗なわけではありません。

当然釣りという手段で狩られた魚は生きる為に必死で暴れるわけですから

大丈夫な作りではないといけません。

  • アームが口を捉えたら開かない構造
  • アームに魚が暴れた時の応力が掛かっても歪まない剛性があること
  • 魚が暴れた時の力を逃がす構造

この3つです。

アームが口を捉える、

強い力で掴むのではなくて軽い力で口を捉えるが閉じた状態から開かないロック構造。

アームが丈夫

アームが太くて強い金属でできているのが理想で、海で使う事を考えれば肉厚のステンレスです。

魚の暴れた時の力を逃がす

暴れる魚を挟むと挟んだフィッシュグリップにいろんなベクトルの力が掛かります、アームが固定されているとその力が逃がすことなく直接掛かってしまいます。

その為。

アームが360℃ 回転する事で魚を暴れる力を逃がすことができるフィッシュグリップが望ましいのです。

ボガグリップのメンテナンス

25年も前から販売されて、今で最強の名を欲しいままにしているのは、ボガグリップだけ。

ボガグリップが構造が強いこともありますが・・・。

長期間 最強と呼ばれるのはメンテナンス性が優れているからでしょう。



家電製品でもなんでも

細かく分解する製品作りはコストがかかります。

最近の製品はほとんどが溶接、接着などで接合したもので分解できません。

つまり

壊れたら、終わりでユニットごと取り換えることになります。

しかも、製造が終了したら交換できるユニットもありません。



安く作る為だったり、買い替え需要を作り出すためにこんなつくり方をしています。



部品一つ一つに、ねじ溝を切ってねじで止めたり

分解し易いように部品を作るにはコストがかかりますし

買い替え需要が生まれません。



でも長くは持ちますよね。

製造メーカーは買い替需要が見込めませんが

使う方は1回買えば一生ものです。



ボガグリップは海水を浴びるので潮がみなどが発生します。

そのためボガグリップのメンテナンス性の良さが

長年ガイドなどに信頼されてきたともいえますね。



補足ですが

簡単専用工具が付属しているので分解清掃も簡単。

ボガグリップ信頼の証

なんとバネはかりが付いています。

IGFA公認のバネ秤

IGFA公認の正確なバネ秤はボガグリップだけです。

プロガイドを含め世界中のアングラーがボガグリップを使っています。



15lb バネ秤15lbまで
自重280g シーバス、ヒラメ、マゴチ、サーモン



30lb バネ秤30lbまで
自重460g シイラ、ブリなどの青物

出典 Amazon
ボガグリップ 楽天市場はこちら

ボガグリップ Amazonはこちら

ボガグリップ Yahooショッピングはこちら

釣具マニアの報告でした

コメント