ライトタックルアジ専用竿より汎用竿を愛用してしまった理由とは!

船釣り

こんにちは釣具マニアです。



ライトタックルアジに使う竿ですが

竿のオモリ負荷さえあっていれば

何でも良いように思えます・・・。



最近は何でも細分化して

ライトタックアジも専用竿となっていますが

それだと竿を何本も揃えないといけませんよね。



竿を沢山買うのは大変ですから

特殊な釣り以外は汎用竿を手にされたらどうでしょうか?



実はライトタックルアジに使っている竿ですが

アジ専用竿より

汎用竿がお気に入りの竿になってしまいました。



そのライトタックルアジに使っている汎用竿は

調子と長さは200cmの6:4調子なるだけ軽い竿

汎用竿の中では長さは少し短めといった感じでしょうか。



汎用竿でよくある調子は下記のように3種類になりますが

8:2調子

7:3調子

6:4調子



ライトタックルでアジに使われる調子は7:3調子と6:4調子の2調子。



どちらの調子にするかは重要な事なので

調子の事を重点的に話しますが

自分はアジは6:4調子が一番だと思います。



なぜ 6:4調子に至ったかですが

これには色々と深い事情があるので、ちょっと長くなりますが聞いてやってください。



世の中には

メチャクチャ 性格が明るいというか・・・

軽いというか 人を乗せるのが上手い人もいれば



明敏な頭脳を持ち、鋭い事を言う人がいます。



このように人の性格が違うように

釣り竿もベロベロの柔らかい乗せ調子の竿もあれば

キンキンに尖ってる掛け調子の竿が同じようにあります。



いろいろな竿の調子があるのはいいのですが

竿も人も極端すぎると結構付き合いずらいもの・・・。



それとは別に程よくまとまった

バランスの取れた人というのは付き合い易いですよね。

竿も同じで程よい調子の竿の方が付き合いやすいのです。



これだけだと

言ってる意味が分からないと思ういますので

極端な調子の竿になるとどんな事になってしまうか話して見ましょう。



あるところに 3:7調子という極端にユルユルで胴どころか

根元から曲がるような竿がありました。



極端が極端を呼ぶというのでしょうか・・・

そういう極端な所に、また極端なのが集まってしまうようで

そんな3:7調子のもとにやってきたのが

0.5:9.5調子の竿。



ユルユルどころか 穂先のほんの先チョしか曲がらないような極端な竿。



この二振りの極端な竿

あまりも調子が違うため、お互い揉めに揉めて

どちらの調子が優秀かという言い争いになりました。



それでは浅場のアジを釣って優劣をつけようという事になり

ライトタックルアジの船に乗る事に・・・。



そんな極端な竿同士が船に乗ってみると

周りには6:4調子とか7:3調子のごく一般的な竿ばかり。

周りの竿は問題なくアジを釣りあげたのに対して

問題の極端な二振りの竿はかなりメチャクチャな事になってしまいました・・・。



どのような事になってしまったかと言うと・・・・。



3:7調子竿の太鼓持ちの乗せ吉は

アジが掛かるとグニュグニュ デロデロに曲がりまくって

掛けたアジがあっちにいって お祭りヤッホイ!へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ

次はこっちにいってお祭りヤッホイ!へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ



コマセを振ろうと竿を煽っても

竿ばっかり曲がってコマセカゴは5cm動くのがやっとという有様です・・・。。:゚(。ノω\。)゚・。



それに対して

ギンギンの先調子の先チョ吟ちゃんですが・・・

「よ~しコマセをビシッ!と振るぜと!」

と言って、竿を煽ったその瞬間・・・。



ボキッ!

「イテテテテ~)’дº);,’:

「・・・(꒪꒪)

「さ、先チョが~~ 先チョが逝っちゃったよ~~~o(゚д゚o≡o゚д゚)o



一瞬で竿の先っちょが骨折する始末・・・。

竿の命である穂先を折ってしまったのです。



お祭り好きな3:7調子の太鼓持ちの乗せ吉

その後はというと・・・。



「あちゃ~~~ 絡んじゃダメじゃないの、そこの兄さん一緒に竿を上げておくんなまし」

「%$#”&’((!!」



「えっ! ふざけんなですか、これまた手厳しですな~
あっ、兄さん何をするんですか・・・
あっしの道糸ですよそれ」

「ふん!」

「まてまて~、 もう一つの手に持ってるハサミは何ですか?
まさか切ろうなんて事はしないでしょうね・・・(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

「ふん!y( ̄Д ̄)。oO

「あっマジ そんな!ヾ(◎o◎,,;)ノ

プッツリ・・・。



と・・・

このようなてんやわんやの騒ぎをおこしてしまっていますが・・・



こんな事になるのなら

やっぱり、竿の調子は極端な調子より

バランスの取れた調子がよいですね。



全く大騒ぎを起こした極端な竿の二振りですが

体の改造をおこなって6:4調子の竿になったそうな。



えっ・・・!?

何で7:3調子にならなかったのかって・・・。

それに関してはこれ以降の記事をお読みください。



ライトタックルは汎用竿が基本

船釣りの竿は長さも違えば、調子の違う竿が色々とあります。



理由は釣り物で使い分ける必要があるからです。

釣り物とは別に竿は大きく分けると

特殊な釣りに使う専用竿と多くの釣り物に対応できる汎用竿の2種類に分かれます。



そんな中 生まれたのがライトタックル竿。



ライトタックルは釣り物で分けるのではなく

パワーを落として魚の引き味を最大限楽しもう!

というコンセプトのもと提唱された船釣りです。



これが船釣りで大ヒット!

瞬く間に広く受け容れられるようになると

どんな釣り物でもライトタックルとなり主要な船釣りとなりました。



つまり

ライトタックル竿=汎用竿となったのです。

何故ライトタックル市民権を得て船釣りの主要な釣り方になった。

ライトタックルが汎用竿になったのは

ほとんどの釣り物がライトタックル化するようになったからです。

※浅場で釣れる釣り物はライトタックル化できるが深海魚は難しい。



例えば

今までのヒラメの船釣りが ライトタックルヒラメになる。

今までのビシアジの釣りが ライトタックルアジになる。



水深がまちまちだったものが

似たような浅場になりオモリ負荷の範囲が集約されると。



竿の長さもまちまちだったものが

2mから2,3m近辺の集約されようになってきました。



このようにしてライトタックルの竿はライトタックル汎用竿となっていったのです。



今までも汎用竿が有ったのに・・・

新たに、ライトタックルと言う汎用竿ができたのは何故でしょう?



これは簡単な事なんですが 

ライトタックルコンセプトで釣り味を大事にした結果。

みんさんライトタックルで魚を釣ることが

メチャクチャ楽しいという事に気が付いてしまったからです。



専用竿で釣っていた釣り物をライトタックル化したら楽しかったので

反響が大きくなって

こうして 市民権を得たライトタックルは

多くの釣り物まで波及して

結果、ライトタックル竿は汎用竿になったのです。



もう一度いいますけど

ライトタックルは釣りが楽しいから流行るんです。

釣りは漁ではなく趣味

ですからから楽しめるようにしたら多くの人に受け入れられたという事でしょうか。



この事がライトタックルアジで使う竿の絶対的な動機になるので

覚えておいてください。

ライトタックルアジの竿の調子

ライトタックル化したアジ釣りにも専用竿があります。

メーカーは多くの竿を売りたいのですから当然とも言えますが・・・。



それでも

ライトタックルの汎用竿の中から選ぶのは

専用竿より汎用竿の方を気に入ってしまったから。



気に入ってしまったのは専用竿にはない竿の調子



ライトタックルアジの専用竿は7:3調子の竿。

確かに竿は捌き易いかもしれませんが

楽しさが少ないような気がします。



それでは楽しむためには

なんで竿の調子を気にしなければならないのでしょう?



脇道にそれるかもしれませんが

理解してもらうために 竿の調子についてもう少し詳しく説明します。



ライトタックル竿の調子にはいろいろありますが

対象魚の範囲が多く色々な釣りに使える調子と言う物があります。



そういうのが7:3調子とか6:4調子の竿

この2種類調子があればほとんどの対象魚をカバーする事ができます。



人気のライトタックルアジもこの2種類の調子の竿を使うのですが

では 7:3調子と6:4調子どちらがライトタックルアジに向いているのでしょう?



両方の調子共にアジを釣る竿として並びたっていますが・・・。

ライトタックルアジが7:3調子と6:4調子が並び立つのは?

ライトタックル竿全般の調子についての説明をします。



ライトタックル竿には5種類の調子があります。

9:1  8:2  7:3  6:4  5:5



5種類の調子と言うのは竿の曲がりが下記のような頂点で曲がる比率と思ってください。



調子の種類は5種類あるのですが

この調子によってどの対象魚に使うかが決まります。

ライトタックは汎用竿なのですが

中には専用竿に近いものまであります。



そういう竿は極端な調子の竿で

9:1  5:5みたいな極端な曲がり方をして

竿の調子が汎用ではありません。



この2種類の調子は一つの魚を釣るための竿ではありませんが・・・

やはり釣り物が少ない。



このような極端な調子の竿を外すと

7:3と6:4調子の二振りの竿が浮かび上がります。



先調子と胴調子の境界線上にある調子なので

扱える魚種の範囲が広く

最も汎用性が高く釣竿としてのバランスが良い竿です。



この2種類が

ライトタックルの中で最も人気があるアジでよく使われる調子

ライトタックルアジはこのどちらかの調子から選びますが

それぞれに好まれる理由があります。

7:3調子の船竿の方は初心者から好まれる

船竿のなかで最も一般的な調子と言えば7:3調子です。



7:3調子は先調子に分類されますが

実際には掛ける釣り、乗せる釣り両方をそこそこ こなす事ができます。



なので汎用竿のなかでも

最も汎用竿らしい調子が7:3

汎用竿オブ汎用竿の調子といっても過言ではありません。



実はライトタックルアジの専用竿も7:3調子が多いのです。

6:4調子の船竿はベテランから好まれる

6:4調子を選ぶ方は

釣り竿についてはっきりした意思を持っています。



乗せる事に適した釣り物という事もありますが

胴に乗る竿は魚の引き味が楽しいということでしょう。



ベテランは魚の引きで竿が伸される様に曲がる事を喜びそして興奮します



そのため 竿は少し長くして伸されてもタメが利くような

6:4調子の竿を好んで使うのです。



皆さん

ライトタックルというのは

竿のパワーを意図的に落として釣り味を楽しむ釣りです。

それが楽しいから ライトタックルが

こんなに流行っているではありませんか?



せっかくライトタックルにするのですから

6:4調子にすればもっと楽しめると思いませんか。

7:3調子と6:4調子の竿をアジ釣りで比べてみた

ライトタックルアジの竿を調子で選ぶという事は

7:3調子専用竿と6:4調子の汎用竿のどちらかお好みですか?

という事。



お好みと言うのがどういう所か少し抽象的すぎて解りませんよね

なので

もう少しアジを釣った時、どいう風に感じるか深堀していきましょう。



偏った意見かもしれませんが

自分が使ってみて感じた事について話して見たいと思います。

7:3調子の竿をアジに使ったとき

正直、7:3調子の竿を使ってよかったと思う事は

コマセが振り易い ぐらいしか見当たりません。



ライトタックルアジは積極的に掛けていく釣りではありませんし

アジを掛けてからの釣り味があまり面白みがないのです・・・。



また アジの食い込みが悪いのと

バレ易いといのもいただけません・・・。

6:4調子の竿をアジに使ったとき

  • 7:3調子よりアジの食い込みが良く
  • アジもバレる事が少なくなります。


その結果

  • 釣果が良いのは6:4調子の方です。


釣果は良いのですが釣果の為に6:4調子の竿を使っている訳ではありません。



釣果以上に釣りをしていて満たされる事があるからです。

それは どなような所かというと

竿が伸されように深く曲がり
掛かったアジの引き味が楽しくエキサイティングな所。


アジは慣れてしまえばそこそこ釣れる魚です。

それなら もっと釣り味の方を大切にしたいと思うのです。



そもそもライトタックルは引き味が楽しめる様に

竿のパワーを落とした物なのですから

引き味が楽しい竿を使うのは当然ではありませんか。

引き味を楽しむための追加要素

釣り味が楽しくなるのは調子だけではありません。



調子以外に引き味が楽しくする追加要素は

短くする

軽くする

の二つです。



コマセ釣り限定で話しますと・・・

竿の長さは長いほど魚はバレません。

ただし釣り味は長いほど悪くなります。



この事を踏まえてライトタックルアジの竿の話に戻しますと

アジの専用竿は短く。

汎用竿は長い。



釣り味を大事にしたければ本当はどちらも6:4調子にしたい所ですが

短い竿ほどコマセが振り難い

そこの部分を解消するように7:3調子にしてコマセを振り易くしたのがアジの専用竿です。



逆に6:4調子の汎用竿はアジの専用竿に比べて少し長め



胴に乗る調子でも竿が長いのでふり幅を大きく取る事で

コマセが振りづらいとは感じなくなります



ライトタックルは竿のパワーを落として釣り味を楽しみますが

もっと楽しむための追加要素

短く、胴に乗る調子です。



しかし 

それを両立する事が出来ないので

専用竿と汎用竿に分かれたのです。



つまり 釣り味は大切にしたいという気持ちは同じですが

それに対するアプローチが違うのです。



後は自分の感覚になりますが

少し長めの胴に乗る方が楽しいと感じたから

汎用竿の6:4調子を使って現在に至る訳です。

キッパリ。



それ以外にも竿は軽くするほど感度がよくなり

魚の感触が明敏に伝わり易いというのがあります。



ライトタックル竿の釣り味を楽しくする追加要素を整理すると・・・。

できるだけ短く
できるだけ軽く
できるだけ胴に乗り柔らかい

という3要素。



しかし

3要素すべて両立する事はなかなかできないので

バランスが取れた範囲内で選ぶのがコツ。



自分の場合 調子が胴に乗って竿が伸される感触が楽しかったので

ライトタックル汎用竿の方が手放せなくなりました。



ライトタックル アジの竿は

2m以下 6:4調子 軽い竿

という結論に至ったわけです。

竿という物は釣りの感触すべてを支配する。

船竿に限らず

すべての釣りでは使った時の竿の感触という物が一番大事です。



魚が釣れる竿

掛かった魚の引き味が楽しい

と言うのが釣り人にとって一番ですが・・・

竿と言う物はそれだけではありません。



色々な長所もあって

しかし

すべてを兼ね備えるという事が出来ないので

どれを選んでどれを捨てるか・・・足し算引き算しながら

竿を選んで最終的なバランスが自分の好みなものが

長く愛用できる竿になると思います。



そういう事を知ってもらうために

くどくどと長ったらしい文章になってしまいました。



なんとなくでもわかっていただければ幸いですが

最初 なんだこの竿なんてものが

その竿の真の意図を知ってから釣れまくって手放せなくなった

という事がございます。



釣り竿の世界は奥がとっても深いのです。

ライトゲームアジの専用竿より楽しい汎用竿。

ライトゲームアジの専用竿より楽しい汎用竿をご紹介します。



ライトタックルの汎用竿のおすすめはいくつかは下記の通り

アルファアタックル FUNETATSUライトゲーム
シマノ ライトゲームBB
ダイワ アナリスターライトゲーム


いずれも6:4調子のライトタックル汎用竿は超人気があるので

品不足が続いています。

在庫状況と予算に応じてお選びください。



アルファアタックル FUNETATSUライトゲーム

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シマノ ライトゲームBB TYPE 64

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まとめると

ライトタックルが流行ったのは釣り味が楽しいから。

竿の調子でバランス良い調子は7:3と6:4調子

7:3調子のアジ専用竿より6:4調子のアジの汎用竿の方が楽しい。

釣り味が楽しい竿は軽い、短い 柔らかいの3つ

ライトタックルアジを楽しむなら 2m 6:4調子の軽い竿



釣具マニアの報告でした。

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