こんにちは釣具マニアです。
圧倒的なシェアを誇っていたダイワの電動リール
この牙城に異変が起きたのが2011年
シマノがこだわり続けたスプールインモーターを止めて
ダイワと同じスプールアウトモーターにと
電動リールの基本構造を大幅に修正した。
シマノは故障の少ない
伝統のスプールインモーターを捨てたのだ。
故障より市場が求めていたのは
小型化とパワーとスピードだからである。
ダイワはすでに手もちコンセプトにより
コンパクトでパワーのあるモーターを組み込むため
スプールにモータを入れることを止めた。
コンパクトモーターのお陰でハウジングを大きくしなくても
スプールの外に組み込むことができる様になったからだ。
ダイワは電動リールは
小型化とパワーを両立させたのだ。
対してシマノはスプールインモーターに拘った
スプールインモータの構造は非常にシンプルで耐久性が高く
壊れないからだ。
ただ市場はシマノの拘りを評価しなかった。
耐久性よりコンパクト&パワーを必要としたからだ。
自動車でもスポーツタイプの自動車を運転したあと
エコノミーカーを運転してみるといい。
アクセルを踏んだ時のレスポンスの悪さには閉口して
イライラが募る。
もうショボイ エンジンにはもどれないない。
そして
電動リールも車と同じように
パワーとスピードが無いリールには戻れない。
パワーのないシマノの電動リールのシェアは大きくダイワに水をあけられた。
そこで自体を挽回するために投入されたのが
シマノのフォースマスター800MK/1000MK。
シマノ伝統のスプールインモーターを捨てて
スプールアウトモーターを採用した戦略的なリールである。
外に出された獰猛なまでのMUTEKIモーターは
電動リール中のパワーとスピードではこのクラス最強となり
ダイワのフラッグシップモデルをもぶち抜いた。
シマノのフォースマスター800MK/1000MK は
実売5万以下と非常にコストパホーマンスが高く
多くの沖釣りフアンに
喝采をもって受け入れられたのだ。
ただ初のスプールアウトモーターのためか
完成したフォースマスター800MK/1000MKは
荒削りなところも多く
完成度に一部不満があったのだ・・・。
当然ながらこの不満は
最新機種になればなるほど改良されてくる
フォースマスターであれば
800MK/1000MK~3000MK~ 2000 MKと
最新になってきたわけであるが2年間の差はかなりあるようだ。
さて今では重量差があった1000と2000
驚きの!!
なんと1000 685g。
2000は685gとなり重量差なしです。
ラインキャパの大きさを考えると
4号300mの1000より
4号400m巻ける2000の方が
間違いなく対象魚の適用範囲が広いリールとなるのだ。
重さに差なラインキャパが100mも多い
2000のほうがお買い得じゃないか!
そして・・・・
ある日の釣り道具屋さんである。
H氏が8年使った電動リールの調子が悪くなったので
電動リールを買い換える事になった。
釣り道具屋にH氏と付いていったのは
釣具マニアとK氏である。
H氏は最初フォースマスター1000を
購入しようとしていたのだ。
何しろ、釣具マニアとK氏が
旧フォースマスター1000ユーザーであるのだから
電動リールはフォースマスターで決まりと
何度も密やかに耳元に吹聴して洗脳・・・・
いえ推奨してきたものである。
「釣具マニア~パワーを求めるならフォースマスターだよな」
「フォースマスターで間違いない」
「一番適用範囲が広いのは1000と言うところかな」
「そうですね~1000が汎用的な番手だと思いますよ」
「他を選ぶ選択肢はあるかな?」
「正直、電動リールの勢力図を塗り替えたリールですからね~」
「じゃあ、H、1000にしよう店員さ~ん」
「・・・俺はまだ何も言ってないけどな💧」
「は~い、お客さん、如何されました?」
しょうがなく、Hがフォースマスター1000を買う趣旨の話をする
「電動リールをが欲しいのだけど一番利用範囲が広いリールと言う事で
フォースマスター1000を買おうかなと思うんですよ」
「ふむふむ、1000ですか?」
「そう1000」
「お客さん2000にした方がいいですよ」
「え~2000大きすぎない?」
「お客さん変わらないですよ自重では同じ」
「そんなことないでしょう」
「スプール径は同じで幅がワイドなのが2000、ナローなのが1000リール
リールの幅が大きいだけで、高さは同じなので握った時のコンパクトな感じは同じ」
「う、う、うそお~」
「竿に取り付けますから握ってください。これが1000です。」
「ふむふむ」
「これが2000です。」
「あらら~変わらんね~」
「パワーは同じ
MUTEKI MOTOR+ ですから、持った感じ同じなら
ラインキャパ多いほうが断然有利ですよ。
私がお勧めするのは、絶対2000です。」
「何か2000に激しく心が傾いてきたな」
なんと大どんでん返しです。
Hさんに1000を買わせる目論見が消えうせました。」
「俺も1000じゃなくて2000にすればよかった。
そして
1000ユーザーである私とK氏の心が太陽が沈むように暗くなってきたのです。
更に店員は喋り続けます。
「いや、お客さん今のフォースマスターは
だいぶ完成度が上がったんです。」
「どこが?変わった」
「大きな改良点は4つあります。
「1.液晶画面が明るい
フォースマスターの液晶画面は暗かったんですよね」
「それは感じた確かに外房の午前船で暗くて見難かたんだよな」
[そうでしょ!暗い時なんか見難いですよね~
これは相当違いますよ」
「いいね、いいね~」
「2,糸落ちスピードが速い」
「スーパーフリースプールなのに?これ以上糸落ち早くなるの」
「お客さん、シマノの電動リールはレベルワインダーがシンクロしないのは知っています?
クラッチ切ったところでレベルワインダーの停止位置が悪いと
スプールに巻かれたラインとの角度が付いてそれが抵抗になって
糸落ちスピードが遅くなるんですよ。
それでですね
クラッチを切ってラインが3m以上出ると
レベルワインドの位置がオートでセンターに移動して
ラインとレベルワインダーに角度が付かないようにしたんです」
「カッコええ~」
「烏賊の時は最強ですよ」
「それで3は?」
「3.カウンターが正確になり棚ボケが少なくなりました」
「いいぞ~いいじゃないか!!」
「4.底からモード、棚メモが復活」
「底からモードなかったの?
それじゃ今までは底からの指示棚のとき面倒くさいじゃないか」
「そうなんですよ、お客さん!!」
「なるほど」
「烏賊の多点が掛け連発でもブレーカー飛びませんよ
しかも3000で追加された電子ドラグ音まであるんです」
「買った!!」
「おおきに、毎度あり~」
「ちきしょう、釣具マニアあの二人勝手に盛り上がりやがって、なんか言ってやれ💢」
「おい!店員💢
昔フォースマスター1000を買った
ユーザーの気持ち考えてないだろう」
「そんな事ないです~
だって、そんな事はフォースマスターに限らずすべての製品にある事です。
「・・・・」
「ですから、古いのが壊れたら、また新たな気持ちで
今のフォースマスターをかってください」
「買った瞬間に新型発売しないだろうな!」
「それがね~永遠の課題ですね、買わなければ釣れないし、買ったら買ったで新型の心配をする・・・16ですからね・・・ビミョウ~~~」
「なんかムカついてきた」
「おいおい君たち二人
大人気ないじゃないか😃
では、店員さん
フォースマスターの2000だっけ
最新の奴が発売したらまた買うから、とにかく
リールにライン巻いてもらえるかな」
「ハイハイのハイです」
「・・・・💧」
「なんだ、あのHの勝ち誇った顔は」
「あいつ暫く自慢してきますよ」
「新型でたら立場逆転してやりましょう」
「それなあ・・・そうしたいけどお金が足りない」
「人生修行だな・・・💧」
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