こんにちは釣具マニアです。
ちょっと前まで200gを超える自重があたり前のベイトキャステイングリール。
それが今大変な事になっています。
「釣具マニアさん、リールが超軽くなっているのは
薬物吸っているからですか」
「いやいやで・・・シャブ中で骨までスカスカで体が・・・
そんな事あるかい!」
シマノが作るリールには
強度優先のリールと軽さ優先のリールの 2系統がある、
その中でカーボン樹脂の成型技術の技術を駆使して軽量化した船専用ベイトキャスティングリールがステファーノです。
「そんな激軽なステファーノにも値段を抑えたモデルが登場」
「釣具マニアさん ステファーノとSSはどこが違うのでしょう?」
「ステファーノの売りは軽さだから、そこから見ていこう」
「ハイ・・・」
「ステファーノSSの自重は160g」
「ちょっと待って下さいよ釣具マニアさん、
160gって本当に下位機種のSSなんですか?」
「そうだけど・・・何でそんな事を聞くんだ?」
「いや軽すぎませんか」
「・・・・そうかな、
でもステファーノ自重は140gでSSよりも20g軽いからな」
「140gですって!」
「それはそうだろう、ステファーノの方が高いのだから」
「でも・・・下位モデルだとしても160gはありえないですよ」
「そうか~しかも実売で2万ジャストの価格で買えるのだ」
「げええ~え~~」
あまりの価格にカエルが踏みつぶされたような声を出しています。
「何を驚いているのだ、今ではそんなのは当たり前ではないか」
「そうか!分かったぞ」
「なんだ・・・」
「船用のリールだから、ブレーキがないんですね」
「メカニカル ブレーキか」
「違いますよ! 遠心とかマグネットとかキャストするのに必要なブレーキですって」
「ああ、それな~
SVSシマノお得意の遠心ブレーキが搭載されているぞ」
「えっ!まさか・・・船用なのに!」
「そもそも、カワハギ用のべイトキャスティングリールなのだから
ピッチングをするためには必須のブレーキシステム
付いているのが当然であろう」
「そ、そんなものですか」
「まだまだだな、実はステファーノにはXドラグがついているのだ!」
「なんですか~、それ?」
「実はボディとハンドルの間が遠いと
ベイトキャスティングリールは巻き辛いんだ」
「えっ、そうなんですか?」
「ただね~これをカルカッタに搭載したら反響が割れてね~」
「どいう風に割れたんですか?」
「巻き心地が良い」
「なるほど、なるほど」
「あともう一つがカッコ悪いだ」
「えっ・・・カッコ悪いんすか・・・」
「カルカッタの丸型フレームデザインとの相性がよくなかったんだ」
「どれどれ・・・確かにカルカッタはダサいですね」
「ところがさあ~ ステファーノにXドラグをのせるとカッコよくないか?」
「本当だ! カッコ良いですね」
「パートタイムレフトでベイトリールを使う人は
特に巻き上げのやり易さを実感するはずだ」
「なるほど、テクニカルなカワハギに合わしたようなリールですね」
「しかも! 見て見て」
「オオ~ なんですか 自動でハンドルが回ってませんか!」
「これはオートハンドルではないのだ」
「それではゴッドハンドなのでしょうか?」
「ゴッドハンド~~大げさだろうが」
「2万円の俺のゴットハンドを見せてやる」
「いや、神の手が随分と安くなつたものだな」
「がんばりました!」
「もう少し話していいか」
「終わらないでですね」
「でも重要な事なんだ」
「何が?」
「ピッチングが」
「ピッチング?」
「そう、カワハギ専用というのならピッチングが簡単にできないといけない」
「簡単にできるんですか・・・」
「できる! なんたってSVSブレーキ搭載だからな」
「ゲエ~~~」
「驚き方がおかしいだろう・・・」
「そうですね・・・では・・・
ワオ!」
「それでは説明しますSVSとは遠心ブレーキです。
低回転域で伸びがあるブレーキシステムは
バスフィッシングで定評があったのだ
どのような所に定評があったかと言うと
ピッチングでジグを投げた時の最後の一伸びが違うのだ」
「なるほど・・・ということは、25号のオモリを使う胴突き仕掛けが
バックラッシュせずに1歩先まで飛んでいく訳でですね」
「わかっているではないか」
「つまり・・・ゴッドハンドなんでですね!!」
「また其処に戻るのか」

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