Xスティック トーナメント使用禁止ルアー

エリアフィッシング

こんにちは釣具マニアです。

某フィッシング エリア

水はステインより上のややクリア。

釣り始めてウォブリングアクションのスプーンから始めて

ウォブンロールアクションのスプーン

ロールアクションのスプーン

とカラーローテーションを加えながら数時間。

ルアーを通してもトラウトは何の反応もしめさなくなった。

「・・・」

「どうするかな~」

と呟くとバックから幾つかのワイヤレットを開いて釣れそうなルアーを探してみる。

すると数個目のワイヤレットの中から棒みたいな物を数色でてきた。

「・・・・」

「たしかこれもルアーだとか言っていたな」

このプラスチック棒みたいな物に化学研磨されたフックが付いてるだけだ。

「こんな物で釣れるのかな・・・確かゆっくり引けと言っていたな」

試しにラインを結んでキャストしてみることにする・・・。

ピィッ!

しょぼい飛距離・・・

しばく待ってから、ゆっくり引いてみる事に。

「・・・う、動かない」

棒がアクションしないままにただ傾いてスーッと動くだけ・・・

「おい、おい、こんなんで魚が釣れるのかよ」

そういえば、このスティックルアーのことを教えてくれたY

Yはスティックルアーが黎明期のころから使っている

スティックルア マスターなのだ。

初めて、このルアーを見たのは1ヵ月前の事だ。

Yがロッドに棒みたいなルアーをぶら下げているではないか?

Yは何とも非力感があるキャストをすると

棒状のルアーがヒョロヒョロと飛んでいく。

飛距離はというとヒョロヒョロなので近距離という事に。

どうせそんな物じゃ釣れないと思っていたら
「フィッシュ!」の声が・・・。

ゲッ! あんなルアーで釣れるのか・・・?

更に!追い打ちをかけるよう
「フィッシュ!」の声!

連ちゃんじゃないか!

続いて
「フィッシュ!」

とどめで
「ビックフィッシュ!!」

「・・・」

「なんでそんなに釣れるんだ・・・」

愕然とするあまりに 喉に絡まる唾を飲み込んでYの元に行くと
「お・・おでにも、そのルアーをよこせ~!

と叫んでしまった。

「わ!ビックリした、釣具マニアさん 急に大声出さないでくださいよ」

「そそそ・・それはルアーなのか?
もしかして・・・ビーフジャーキー的な奴なのか?」

「えっ、ルアーですよ・・・
エサじゃないですよ、疑っているんですか?」

「あやしい、貴様には常に黒い噂がつきまとっている
上手く立ち回っているが、儂の目は誤魔化せんぞ!」

「あんた管理釣り場 ぐらいで何を言っているですか」

「レギュレーション違反で告訴することが決まった」

「何を勝手に決めてるんですか! 僕は無実ですよ」

「では、どうやって貴様の無実を証明するのだ」

「証明するといっても・・・」

「今、お前が持っている、その怪しい棒のような物を証拠として押収する」

「あんた! 何を言っているんですか?」

「黙れ! 貴様の立場が分かっているのか? 
その黒い噂を払拭するには
大人しく自らがそのビーフジャーキィみたいな物を差し出さねばならない」

「やだ~」

「ええ~い 聞き分けのない 強制執行をおこなう」

「何をするですか!」

「押収!!」

「ギヤ~」

という事で いわれのない事で
濡れ衣をかぶせて強奪したビーフジャーキーではないスティクルアーが今ここにある・・・。

「まんまと、だまくらかして取り上げたのは いいが・・・使わないままだったな
ワッハッハ~」

Yから贈答された? 
ワイヤレットを開けるとサイズ別に綺麗に並べられた棒状のルアーの中から
70mm 1.2gのスティックルアーを取り出すと

「これかな~」

たしかYが一番使っていたサイズの気がする・・・。

とりあえず、棒状のルアーをラインに結んでから繁々と眺める。

この貧弱そうで軽いルアーは外観の貧弱さといい、
そこはかとなくYに似ているような気がする。

「あれか・・・? もしかしたら Yの貧弱な細い体と貧弱同士で共鳴するというのか!」

新たな発見に身震いしてしまったが、そんな事を考えても魚が釣れる訳ではない。

とりあえず棒状のスティックルアーをキャストしてみる。

「うりゃ!」
ピシュとロッドの風きり音とともに放り出されたスティックルアーは
ヒョロヒョロと貧弱に飛んでいく。

日本貧弱飛行ポッチョン・・・。

なんだ・・・誰が投げても飛距離が貧弱じゃないか!

この管理釣り場はクリアレイク。

Yはスティックルアーは水色がクリアの時が効果があります
といっていたな・・・。

透明なのでルアーを引いて、どんなアクションをしているか確認してみる事にする。

偏光レンズを掛てのぞいて見てみると・・・

全然動いていないではないか!

おい、おい! おいおいのおい!

こんなんで魚が釣れるのかよ! 

と思ってしまうほど スーっと漂うように引かれてくるだけではないか・・・。

でもあんなに釣れていたのだからな・・・。

たしか・・・超スロ~でハンドルを巻くとYが言っていたな。

確かハンドル1回転、4秒とか・・・4秒!

そんなんで釣れるのだろうか・・・

そんな事を考えていたら

ドンガラゴンゴン!

ものすごいアタリが!

「ジー」 

ドラグからラインがでまくりです。

「えええ~~」

釣れるのマジで釣れるの!

その後 トラウトは釣れまくるのですが・・・

やっぱり飛距離が不満。

そういう人の為 サイズのバリエーションがあるのだ。

Xスティックの種類は4種類。

金属のスプーン、重心移動のハードプラグに比べ 

プラスチックの棒であるXスティックは飛ばない。

魚がいる所まで届かなければ、釣れるルアーも釣れないのです。

面積が広いポンドでは 大きくても飛距離のでる85mmが釣れるし

面積が狭いポンドでは 飛距離がでなくても小さい50mmが釣れる。



つまりポンドの広さに合わして 

4種類のXスティックを使い分けてくだいと言う事です。

それぞれのXスティックの特徴を表にまとめましたので お役立てください。



長さ85mm70mm55mm50mm
重さ2.0g
1.2g0.9g0.6g
沈下スピードやや遅い普通やや早い普通
スレ鱒の対応
飛距離


出典 Yahooショッピング


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