こんにちは釣具マニアです。
今日はリールのメンテナンスが嫌いな物ぐさな方向けの記事になります。
皆さんは釣りが終わったら毎回メンテナンスをしますでしょうか?
いや俺は淡水で釣りしてるからあまりメンテナンスはしてないよ。
確かに淡水の釣ではそんなにメンテナンスはしないですよね・・・。
では・・・
海で使った場合はメンテナンスしますか?
えっ!海で使ってもメンテナンスしないけど・・・。
それは不味いですよ。
そのままにしておきますと海水に含まれる塩分がリールに悪さをします。
たった1回でもそのまま放置してはイケません。
塩噛みが発生してしまいますよ!
※海水が蒸発して塩が固まって付着するとリールは円滑に動かないどころか・・・
今度は錆などが発生して著しく機能を低下させます。
こんな事になったらそのリールは使い物になりません。
そのため海釣りで使ったリールは釣行毎に必ずメンテナンスをしましょう!
でも、最近はマグシールドとかコアプロテクトとかメンテナンスフリーじゃん!
そうですが・・・
じゃあなたが今使っているリールは
マグシールドとかコアプロテクトのスピニングリールを使ってますか?
それとベイトキャステイングリールは海で使いませんか?
「・・・・」
そうですメンテナンスフリーのスピニングリールは高級品です。
メンテナンスをしなくても一定期間は問題なく稼働します。
でもこのようなリールを使う人はメンテナンスするんですよ
メンテナンスフリーでも・・・。
しかも面倒くさがりな人ほど
使っているのはエントリーモデルとか激安リール。
それでメンテナンスしないで、安いリールはダメだね~とか言います・・・。
そんな訳で
本日はメンテナンスには必須のグリスとオイルのお話です。
なんか今日は前振りが長いような気がしますが・・・。
まず安心してくださいメンテナンスはそんなに面倒くさくありません。
結論から言えば
激安リールに簡単激安グリス・オイルでチャチャと簡単にメンテナンスする事ができます。
私は今ホームセンターにいる。
正確に言えばホームセンター置いてあるグリスの中にいる。
そう・・・私の正体は正確には分からない。
噂でしか語られないのである・・・。
えっ・・・何だ君はですって!
そうですか・・・私はグリスオイルに潜んでる変な物です。
姿は表さない変なものですから
仮にフショックとでも言っておきましょう。
((( ̄( ̄( ̄( ̄ー ̄) ̄) ̄) ̄)))フッ
これだけでは分からないのでもう少し説明しましょう。
私は樹脂によからぬ悪影響を与えるのです。
そう・・・グリス・オイルの中に潜んで・・・。
例えばここに有名メーカーのグリスがあります。
私、またはわたくしの仲間が潜んでいて
リールの内部にぶち込まれたとします・・・。
そうするとですね。
私は必死に樹脂部分を探しますな。
それで
「あっ! あった~ ウヒヒヒヒ~樹脂だ、樹脂だ Ψ( ̄∀ ̄)Ψ」
という事になります。
そして・・・
「おのれ!樹脂め! 私は腐食のために生まれてきた フショックマンだ!」
グズグズグズ~ ボロボロボロ パア~パア~♪(腐食の歌) ( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
「フショック 体汁~~」
少し準備して・・・。
「オェ~~ ゲロゲロゲロ~ (꒪ཀ꒪)」
あそこにも・・・。
「オェ~~ ゲロゲロゲロ~ (꒪ཀ꒪)」
「ウ~ン 酸っぱい!」
よしこれでこのリールの徐々に腐食していくはずだ。
そして1年が過ぎて・・・
2年が過ぎて・・・
3年が過ぎた。
私の3年にもわたるフショック体汁が利かないではないか・・・。 (꒪ཀ꒪)
フショックマン 大ピンチ! へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
どうしたんだフショック! へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
大丈夫かフショック! へ( ̄_ ̄へ)(ノ ̄_ ̄)ノ
ここで少しだけグリス、オイルのお話をします。
グリス・オイルは基油をベースに作られています。
基油は イコール オイル と思っていい。
そしてこの基油に増ちょう剤を足したものがグリスになります。
オイル・グリスが樹脂を攻撃するのは増ちょう剤のウレアとかリチウムではなくて
そもそも基油の中に含まれる成分自体が樹脂に悪影響を与えるのものです。
さて
増ちょう剤ですが・・・
非常にフショックとは仲が悪い・・・。
というのも
樹脂に悪影響を与えてるのが世間では増ちょう剤だと思われているからなんです。
3年後の腐食が進まない樹脂の話に戻ります・・・。
「おい!」
「うううう」
「フショックだんべ~ あでま~ こったら所でおめえさ、何をさぼってんだ~ ( ̄^ ̄)ゞ 」
「む・・・そのなまった声は増ちょう天」
「フショック~ わだすが新しくリールの内部に侵入ばすっことになった~
増ちょう天 ゲル蔵 売レ~ヤ だんべ~」
「なに! 今までの増ちょう天 ゲロ蔵 リチュ~ムはどうなったのだ」
「首にさ~ なっただ・・・」
「何で首になったんだ」
「ああ・・・ オーナーがのう
リチュ~ムグリスはジュスィば傷めると言いなさっただ~
ウレ~ア系のグリスが良いと話ば聞いて~首になった~」
「なんだと・・お前ら増ちょう剤などに腐食する力などないのにな」
「ふふふ フショック 偉そうに
オラ 知ってるだぞ
おめえも、本当は大して腐食する力などないだろう (ΦωΦ)フフフ… 」
「な、なに~」
「お前らは死魔~野とか
堕威~輪の回し物だ~
裏で繋がってるのは分かってるだんべ~ (ΦωΦ)フフフ… 」
「げげげ~~~」
「まあいい、せいぜい体汁をかけて腐食させるのだな~」
「うううう」
「ああそうそう、もしかしたら・・・
エステルば~ 投入されっかもしれんぞ!」
「何 何故そんな無謀な事を!
本当に樹脂を傷めてしまうではないか!」
「ふ・・・プロパガンダさ・・」
「どういう事だ!」
「これからさ~ オイルも高く売んなければならないだんべ~ ( ̄~ ̄)」
「それがどうした」
「だから~、お前が悪さしたことにすんだべやあ~ ( ̄~ ̄)」
「はあ~~」
「そうすて、本当に悪いエステルに腐食させっべや~ ( ̄~ ̄)」
「・・・」
「おっめみたいな安もん使うがら~ そったらことになんるうだわ~
といって~ たけえもん買わせるんだべや~ ( ̄~ ̄)」
「またそれか・・・」
「俺たちもせいぜい演技してアホに高いグリスオイルを買ってもらうだ~ ヾ( ̄∇ ̄=」
「傲慢だな」
「増長天だからな~」
「・・・・ ( ̄■ ̄)」
「海老天でも食いにいくが~~」
「本当か? ( 〇□〇)ハァハァ」
「お前のおごりだ~」
「・・・ (ー ー;) 」
たぶん・・・基油には樹脂を攻撃する成分が入ってるかもしれません。
まあシマノ・ダイワのメジャーメーカーは間違っても
トラブルになるグリス・オイルは信頼に関わるので売らないですが・・・。
使う方はそこまで気にしなくていいのではないかと・・・
ここ最近思っています。
ホームセンターの安いグリス・オイルを使ってみて
リールの樹脂部分に何の変哲も見られないんですよね。
リールメンテナンスは頼むか自分でするか。
最近はメンテナンスフリーのリールが出てきたことから、
リールを分解する事が難しくなってきた。
さすがシマノ、ダイワのリールはメンテナンスフリーと言われるだけあって、
ただ水をかけて拭いてしまえば塩害がなく性能が維持できるのはたいしたものだ。
ただ こんなメンテナンスフリーのリールは中級から高級機だ。
値段はお高いし
また永遠にメンテナンスフリーという訳でもない。
数年使えばメーカーにそれなりの金額を払いメンテナンスを頼むの事になる。
メンテナンスフリーで気軽に分解できないリールも
専用工具を揃えて俺は万全だ!
というメンテナンスのエキスパートの方もいます。
とはいえ 普通の人には分解が難しいし。
ダイワ・シマノの中級クラス以上のリールに手が出る人は少ない。
普通はエントリーモデルか、
激安メーカーのリールを所有する事になるのです。
ですから大多数の人はメンテナンスする必要があるのです。
もう一つ付け加えれば
ベイトキャスティングリールは高級機でもメンテナンスフリーではない。
ベイトリールは高級機でも自分でメンテナンス
ベイトキャスティングリールは海水を防ぐすべはない。
というのも
ベイトリールはスプールと本体の間にクリアランスがある為
水が内部メカに侵入しやすい構造だからだ。
最近ではベイトキャストリールはオフショアだけではなく
ショアなどでも使う機会が増えてきた。
使う機会が増えてきた分
自分で分解してメンテナンスをする回数も増えるのである。
ベイトリールの分解メンテナスは簡単になっていた
最近のスピニングリールの構造を見ると
ベイトリールはさぞ分解が大変だと思いきや・・・
実は昔に比べて部品点数が減って分解組み立ては簡単になっている。
ベイトキャスティングリールの基本的な構造は
特にギア、クラッチ周りの構造は30年は変わっていない。
しかもコスト削減のために部品点数は逆に少なくなっているのです。
こだわるほどメンテナンスにかかる費用は高い
メンテナンスにこだわる人達には悪いが、
メンテナンスに掛ける費用が異常に高過ぎる・・・。
ベアリング専用のオイル、洗浄用のキット・・・。
リール各可動部に合わして数種類のオイル・グリスを使い分け・・・。
なんか・・・
レーシングメカニックみたいです。
そんなにまでしたところで・・・リールの寿命も
魚が釣れる数もあまり変わらない。
所でグリスとかオイルとか
そんな高品位の物とか種類が必要なのでしょうか?
このことを理解して貰うために
オイルグリスについて少しだけ基本的な事を話します。
グリスとオイルの基本的な事
オイルとグリスになるベースは基油です。
基油はオイルのベースとなるものです。
基油=オイルと思ってもいい。
グリスは(基油=オイル)に増ちょう剤を混ぜた物
これは液状の物をがゲル状に変えるために混ぜています。
これでオイルのようにすぐに流れることなく長時間潤滑できるようになります。
ただ粘度があがるため、ベアリングのような高潤滑な所にはオイルを使い
ギア周りのような高負荷がかかるところはグリスを使う。
所でグリス・オイルはメーカー専用の物があるが
やはりメーカー専用の物を使った方が良いのでしょうか?
ここで気になるのがグリス・オイルの樹脂(プラスチック)への攻撃性です。
樹脂が変質してしまう成分がはいってるから
ヤバイ!
という話を聞きますね。
専用オイルとグリスじゃないと樹脂に影響があるのは本当?
リチウムグリスは樹脂の攻撃性が高いけど
ウレアグリスは樹脂の攻撃性が低いと話す人もいます。
これは間違いです。
知っている人はこんな事は言いませんが・・・
誤解の原因はシマノの専用グリスがウレア系のグリスだという事。
またリチウムグリスは安価なため 安物=不具合
という事が誤解の原因かもしれません。
実際は樹脂への攻撃性は
ウレアだとかリチウムなどの増ちょう剤は何の関与もしていない。
本当に影響があるのは基油の方にあると言われています。
それなら樹脂の攻撃性が無い
シリコン・フッ素グリスを使えばいいのですが
これは目が飛び出るほどクソ高くて使う気がしません。
それに比べたらメーカー純正のグリス・オイルは全然安い。
何故でしょう?
シリコン、フッ素じゃないと樹脂への攻撃性があるはずですが・・・。
リールの純正グリスはウレア系が多いと言われています。
ウレアは耐水性が高い為 使われているだけで
樹脂に悪影響を与えないからではない。
ベースの基油の種類の中でシリコン以外に相性の良い基油があるようですが・・・
調べてもはっきりしません。
何かけむに巻かれてる気がします。
このような訳ですが
実は、釣具マニアが使用しているグリス・オイルは
全く樹脂への攻撃性に配慮してないグリス・オイルを使っています。
高潤滑材とか・・・の方が樹脂に影響あるかもしれない
話をちょっとだ飛びますが・・・
ベアリングを超高回転にするオイルでジュラコンにクラックが発生した
という話を聞きました。
物理的な力
例えばトルクの掛け過ぎとは明らかに亀裂の入り方が違うので分かるようなのです。
原因ですが基油のベースがエステル系だと・・・不味いみたいです。
もし本当なら大枚 はたいてベイトキャステイングリールが
高回転トリートメント処理で仇となるなら
非常にばかばかしい結果です。
自分の場合はそんなに気を使ったメンテナンスをしていないが
今のメンテナンスになった変遷をご参考までに書き記します。
釣具マニアのグリス・オイルの変遷
- ヘタクソなのでバックラッシュの頻度が上がる事に辟易する。
- 飛距離が伸びたが釣果が伸びないことに気がついた。
高いだけで何のメリットが無い事に気が付く。
(ここまでの時点で樹脂の攻撃性によりプラスチックパーツが悪影響で割れたことがない)
余っていたホムセンで売っている安いグリス・オイルを再び使い始める。
グリス・オイルを使い分ける事が非常に面倒だと感じる。
セミウエットタイプのオイルを隙間からスプレーで注入浸透させてるだけの
メンテナンスを開始。
シマノは自転車のパーツメーカーじゃないか!
だから自転車用の潤滑剤が親和性が高いかもしれない・・・
という浅はかな考えも否定できない。
これが今の釣具マニアのメンテナンスです。
因みに樹脂パーツがおかしくなったとことは今の所無い。
激安のスピニングリール・ベイトリールは自分でメンテナンス
ベイトキャステイングリールにしろ
スピニングリールにしろ
海で使ってメンテナンスしない事が一番悪い。
簡単メンテナンス方法
スピニングリール
- スプールを外して別々に水洗いじゃぶじゃぶ掛けるだけ。
- 水を切り陰干しをする。
- ローター中心から伸びてるスプールシャフトとローターの間からオイルを徐々に注入して浸透させる。
- ラインローラー周りにオイルをスプレー
終わり。
ベイトキャスティングリール
- サイドカバーを開けて スプールと本体のサイドカバーの3点に分解する。
- それぞれを水洗いする。
- それぞれを陰干しする
- 本体はピニオンギアの隙間からオイルを浸透させる。
- スプールはベアリング、シャフトにオイルをかける。
- サイドカバーのベアリングにオイルを吹き付ける。
- 少し拭いてから組み上げる。
終わり
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ショア・オフショア ジギングに使うリールのメインギアには
シマノ 純正グリスを使用しています。
釣行直後の休日にかかるメンテナンスの時間が多すぎる
細かく分解して、各部ベアリングにオイルとか・・・。
丁寧にギアフェイスにグリスを塗る。
そしてバラシた部品を組み上げる。
これでは多くの時間がかかります。
あなたがメンテナンスするのであれば
あなたの時間が釣りの後にあるも奪われていますね。
それでもしなければならないのは塩噛みとか錆が発生したら
元の性能には戻らないからです。
貴重な時間をメンテナンスに費やしたくないなら
2つしかありません
- 高いお金を出してメンテナンスフリーのリールを買う
ただしベイトキャスティングリール(電動リール)はメンテナンスフリーではありません。
- 毎回メンテナンスするが極力簡単な方法にする。
釣具マニアのメンテナンスは簡単な方法です。
メーカーどころか釣り等の雑誌等でも推奨してません。
それでも
一応シマノとダイワなどのメーカーリールを
数台 5年ほど、このメンテナンスで試しました。
結論は問題が無かったのですが
樹脂への攻撃性を否定できるものではありません。
お試しの場合自己責任でお願いします。
簡単メンテナンスの3つのポイント
- 一つ目は ルブ(オイル)だけで済ますこと。
- 二つ目は 分解を極力減らして隙間からオイルを吹き込んで浸透させること。
- 三つ目は オイルアップしたリールの使い心地は実釣ではそんなに悪くないと思えたこと。
グリスのような粘度が高い物でもなく・・・
サラサラのすぐに流れてしまうオイルでもない・・・
セミウエットだと内部まで浸透して長期じゃないけど短期でもない潤滑するという事です。
背景にはどうせ毎回メンテナンスするのだから・・・
という気持ちがあります。
粘性が中間なのでギア、ベアリングまで潤滑しますが
代わりと言ってはベイトのスプールは高回転にはなりませんが
ハンドルはグリスより軽くなります。
自分の場合これがデメリットと思えないので気にしてません。
さらに簡単いえば
塗り分けする手間の分解も少なくて澄ましたい。
そういう事で使っています。
補足:釣り道具メーカーはどう思うだろうか?
メーカーさんに問い合わして耐久性の質問をすると
まず聞かれるのはメンテナンスの頻度です。
そういう意味では
1回の丁寧なメンテナンスより
適当でも毎回のメンテナンスの方が寿命が伸びると考えてもいいのでは無いでしょうか?
まとめると
海で使うリールはメンテナンスしないと長持ちしない。
丁寧ねメンテナンスより毎回のこまめなメンテナンスの方がリールの寿命は長い。
ホームセンターに売っているオイル・グリスの樹脂えの攻撃性があるのか疑問。
粘度が中間のオイルだけでメンテナンスした方が時間が短かくてすむ。
セミウエットの安いオイルで5年試したが問題なかった。
釣具マニアの報告でした。
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