K-1 ミノー65 管理釣り場でおすすめのミノー

エリアフィッシング

釣具マニアです。

エリアフィッシングで釣り人を観察していると

スナイパーのようにライフルならぬロッドを構えて
ひたすらマイクロスプーンでレンジを探るスタイルの
非常にストイックな感じの人たちと。

ガーンと投げて
ジャーク、トゥイッチを繰返しながら
転々とポイントを移動しながら釣るスタイルの
能動的かつラテンな感じの人たちの
2派に分かれています。

まあ多くの釣り人はミノーイングもスプーニングも
状況しだいで使い分けるのでしょうが
向き不向きがあるようで・・・。

スプーン メインに組み立てた釣りをする ストイック君と
ミノー メインに組み立てた釣りをする ラテン君の
どちらかのスタイルかで構成されているようです。

エリアで皆さんが使うルアーですが

8:2の比率

スプーン 8
ミノー  2
ではないかと・・・。

この構成ですが
日本人はストイックな民族的な
DNAが反映された帰結なのではないかと・・・

いえいえ、ただスレ易いだけだからかも・・・思ったりしているのですが

釣具マニアの周りにいる
エリアフィッシングが好きな釣り人の比率も
ミノーは少数派です。

この少数 行け行け ドンドン
ミノーイング派の定番ミノーが
K-1 ミノー65 

1回でも爆釣するとその人に対してルアーは
非常に影響力を持ちます。

信頼感が半端ないからです。

最近釣りを始めた二人がそうでした
自分の性格に会っていたのも原因なのでしょうが
やはり、釣れてなんぼの釣りです。
その二人のスタイルを決定付けた釣れるミノー
K-1 ミノー65 とはどんなルアーなのでしょうか?

またこのルアーとの出会いとは・・・。

ミノーをメインに釣りをする
自称ラテン系フィッシャーマン ラテンさん

性格は能動的で絶えず動き回っていないと死んでしまう
マグロのような人です。

タックルボックスの中身はといいますと・・・
ミノーがメインなのですが
大半がK-1 ミノー65。

「ラテンさんはミノーばかりなんですね~」
とエリアにラテンさんに連れて来られた内のひとり
K君がタックルボックスを眺めながら呟いた。
「ああ、これ?釣れるからな~
ミノーの中で俺のフェイバレットよ 」
ラテンさんですが一度気に入った物は
大量購入して使い倒すのを身上としています。

「なあ~釣具マニアK-1は釣れるよな~」
「K-1ですか釣れますね~バスでもトラウトでも釣れるし
誰が使っても釣れるのが凄いですよ」

「えっ!ダレでも釣れるんですか」
「うん、まあ、トィッチ、ジャークができるなら
誰でも釣れる優良ミノーだよ」
「マジですか!」
「おう、K俺のK-1使ってみるか?」
「いいんですか?」
「いいよ、いっぱい有るから」
「では、う~んいろんな色があるな~
でも、ワカサギ カラーにしようかなラテンさん、これ借りますね」
「じゃあ、それを持て行け」
「ウィッス!」
K君はK-1ミノーを結んで早速キャストします。

暫くすると・・・・
「来た~」
K君のロッドが満月のように曲がってるではないですか
「ラテンさん来ました!」
「ああ、釣れるだろ」
無事ネットに収まったのはデップリと太ったレインボウ君です。

「すげー流石誰でも釣れるルアーですね!」
「K-1ミノー凄いだろう」
「凄いです!」
勢いに乗ったように見えるK君ですが
その後1回のバイトもありません・・・。

対してポンドの反対側まで
転々と移動して釣りを続けるラテンさんは
コンスタントに釣り上げています。

「・・・・」
釣れねえと、ため息のK君です。
暫くしてラテンさんが魚が釣れたか状況を確認すると
「K釣れた?」
「あの後一回も釣れてないんですよ~」
「え~駄目じゃないか~
俺の前で投げてみな」
「ああハイ💦」
K-1を投げると、ただハンドルを巻くK君
ただ巻きでも釣れるミノーなのですが・・・。

「それじゃ釣れないよK」
「えっ駄目ですか?」
「だから~さっき釣具マニアが言ったでしょ!
ジャーク、トぅイッチだって」
「えっルアーが勝手にしてくれるんじゃないんですか?」
「するかそんなもの!仕方ないな~俺の動作を見てろよ」
「ハイ!」
とラテンさんはロッドを弾いて
ラインスラックの出し方と手首の使い方を教えます。

K君、見よう見まねで同じような動作を繰り返します。
全然ぎこちない・・・

そこに、他のポンドを探ってきた二人目の初心者I君。
「釣具マニアさん釣れました~俺全然ダメす!
あれ?
あの二人何をしてるんですか」
「あれ?ミノーの動かし方の特訓」
「特訓?」
事情を知らないI君に先ほどの経緯を話すと
「汚ね~ちょっとラテンさん!
Kにだけズルイですよ
俺にもK-1ミノーの使い方教えてくださいよ」

と大声でラテンさんに詰め寄ていきます。
なんと今度は二人一緒に
ミノーの特訓と言うことになった模様

「二人とも何かリズムがおかしいんだよ」
「如何すればいいんですかね」
「そうだなラテンのリズムでこうチャッチャッと」
「こうですか?」
「もっと腰を使ってチャッチャッチャッと」
「腰はこうですか」
「そうだ、その腰だ!」
「・・・・・💧」
何か新興宗教の踊りのように見えるのは私だけでしょうか・・・

さらに・・・・
「違~~う!!スティービィーだよスティービー
ロッドを持ちながらの首の動かし方が重要なんだぞ」
「ここ、こうですか!!」
「もう少しだ!頭の軸は残せ!」
「・・・・・💧」
幻想芸術の世界に入ってきたような・・・・

と私の横にいた人が
「あの~あの3人は何をしてるんですかね?」
「えっ、あああれですか?
えっと、えっと多分ですね雨乞いだと思います・・・」
「エッ!雨乞いですか?・・・・
あの~先ほど話をされてましたがお友達ですよね?」
「違います!!」
キッパリ
「・・・・💧」

と・・・竿を動かして雨乞いをしていたK
「来た~おおお~ドラグが滑る」
「K!それはスティールヘッドだぞ」
「本当ですか、すげーK-1ミノー俺マスターしましたかね」
「大丈夫だ今の感じを忘れるな」
「・・・・・😞」

また横の人が・・・
「雨乞いで魚釣りましたよ」
「願いが叶って豊作なんですよ!」
「そうなんですか・・・・💧」

もう十年も釣れるミノーとして
名品の名を欲しいままにしてきたK-1ミノー
流石はミノー大御所であらせられる
泉和摩氏の傑作中の傑作と呼ばれるミノーです。

この名品と呼ばれるルアーの共通点とはなんでしょうか?
これらの名品に必ず共通するのは誰が使っても釣れること。

そうK-1ミノーは
トゥィッチ、ジャークができれば
誰でも釣れまくるルアーなのです。

多くのルアーは使い方が非常に分かりずらい上
釣れるアクションは非常にタイトなタイミングと
間を必要としているものまであります。

確かに釣れるのでしょうが
一部の扱いなれた人が使わないと釣れないようなルアーは
最終的にはマニアには惜しまれつつも
その寿命を短期に終わらざるをえません。

K-1ミノーはミノーの基本表層を
ジャーク、トゥィッチでスライド、ローリングさせて誘うルアーですが
サスペンドのため水絡みの良さゆえの
適度な抵抗感の感触が
操作をよりいっそうやり易い物にしています。

特にウォブリングと
ローリングしながらのスライドアクション後の
残存したヨタヨタアクションは秀逸で
誰でも簡単に再現できるのが
このルアーの名品たる所以
しかも、この動きは他のルアーでは
中々出せないアクションと来たもんだから
今でも、これしか使わんと言っている人も大勢おります。
別の話ですがエリアでミノーのエキスパートと話した時
K-1 ミノー65 SPを使えば
間違いないといっていました。

釣具マニアも本当にこのミノーは使って間違いはないと思います。

出典 Amazon
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