フジワラワンダーⅠ爆弾形状は落下が早い、着のり競争で勝利する

こんにちは釣具マニアです。

最新の電動リール。
最新のＰＥライン。

水深、深く仕掛けを落とす・・・
リールはスプールの回転が良く
抵抗が無い最新の糸落ち性能を誇る。

ＰＥラインはウルトラダイニーマ
最強の強度を誇る。

もちろん毛羽立ちはない。

であるのに・・・・糸落ちで負ける？？

着のり競争で負けた。

イカの群れはあいつの方に・・・
「クソッ！あの野朗、涼しい顔して乗りました～なんて
ムカつく💢」

隣りの傲岸不遜、その場その時その気分のＫ氏

「あいつ、道具に頼るにしても効果が少ないんだけどな～」

「ハッ！もしかして」
「何、もしかしてとは？」
「着底が遅い理由はタングステンシンカーとか・・・」
「タングステンシンカーだあ？　ふむ・・・
確かに沈下速度、速いけどお前１２０号、１５０号で
１万円するんだぞ。
釣り道具屋でも年に一桁しか売れないシンカーだ」

「でも・・・」
「釣具マニアも買うか？」
「俺？無理ですよ～ロストの事、考えたら
もうガクガク、ブルブル😞です」

「あいつ本当にタングステンシンカーなのかな？・・・」
「ちきしょ～あいついいとこの生まれだからな～」
「お前、聞いてこいよ」
「ええ・・・」

「はやく～」
「だって～」
「頭下げるのがお前の仕事だ」
「どんな仕事ですか！！」
「下僕の気持ちを誠心誠意表現して来い」
「俺のアイデンティティは如何してくれるんですか？」
「馬鹿野朗！！そんなものは一時の事
用済みになればふんぞり返れば良いじゃないか」

「あんた、本当に日本人か！国籍詐称してるでしょ」
「いいから～早く～」
「分かりましたよ！人使い荒いな～」

それで・・・
下僕の気持ちで行きましたよ・・

腰は屈め気味で～
目は上目遣い～
指紋が無くなる位、もみ手をしながら～

「え～今日は、お日柄もよろしいようで」
「へっ？曇りだけど」
「曇り・・・💧それでは、え～と・・・
今日は重く雲が垂れこめて薄暗くどんよりしていて
気持ちが憂鬱で素晴らしい釣り日和でゲスな」
「どんな釣り日和だよ！！
何の魂胆があって近づいたな！」

「いや、別にコミュニケーションでもとろうと・・・
それでですな、旦那
先ほどから拝見させていただいておりますがな
どうも、旦那さんの糸落ちが早いように感じまして
どうでしょうか？一つ名人の一旦なりをご教授願えんでしょうか？」

「はあっ？」
「シンカーなんて名人クラスになりますと
吟味した一品になるんでしょうな～」

「はは～お前、俺の糸落ちの速さは
シンカーだと思っているな」
「違いますので？」
「本当だ」

「ほ、本当ですか・・・あ、あのもしや
高額なタングステンでは・・・」
「違うな」
「違う！！・・・と申しますと、どのような
あの・・・できればご教授お願いしたいのですがな」

「お前知らないのワンダー」
「はっ？缶コーヒーでしょうか？」
「違うよ、フジワラのワンダー！」