イワタニ ジュニアバーナー 瞬殺点火

優良釣具販売評価術
釣具マニアです。
寒い~
悴んだ手を擦り
鼻水を啜って釣りをしてる。
今日は後悔しているのだ
イワタニのジュニアバーナーを忘れたことを・・・
釣具マニアは野外で食事をするのが好きだ
静謐な湖を眺めながら・・
潮騒の音を聞きながら・・・
渓流の水の流れる音を聞きながら・・・
草原をゆっくりと吹く風を感じながら・・・
何か心の中の原風景を感じるロケーションの中で
暖かい食事をとることほど
贅沢なことはないと思っているからだ。
食事の材料は高級レストランで供されるよな
高級な物はいらない.
インスタント麺
インスタントのシチュー
大手の激安店の大袋入り冷凍食品
今は探せば安くて美味しく
暖めれば簡単に調理が可能なものばかり
工夫をすればレパートリーは星の数ほど・・は言いすぎか
まあ充実するのである。
この充実した簡素ながら美味しい料理を
強力に美味しくするのが
暖めること、または出来立て料理を食べることなのである。
その美味しい料理を実現してくれるのが
バーナーと呼ばれるコンロ
釣具マニアが保有していたバーナーは
燃料がホワイトガソリンの物でした.
火力が強く、お湯もすぐに沸くので重宝していましたが
燃料をポンピングして加圧してやらないと
火がつかないのがネックの代物で
まあ、最初はポンピングする作業も
アウトドア気分に浸れて
楽しと長年愛用していました。
このシングルバーナーには
多少の不便さは感じていたものの
取り立てて困ったことも無かったので
使用していたのですが
そんなある日
イワタニのジュニアバーナーを
初めて見る出来事があったのです。
燃料を加圧しようとして
いくらポンピングしても燃料が圧縮した気配がない
ためしに、点火しても赤い火がユラユラと立つぐらいで
正常な状態ではない。
後ろでは釣り仲間が
「釣具マニア~飯はまだ~と」
と人の苦労も知らずに
勝手にほざいているのだ・・・
バーナーの状態は
ジェネレータがあったまっても
好転しないようで
更に追加のポンピングをして加圧しても
多少火力が強くなったくらいで
ユラユラと弱弱しい
炎がバーナーから出ているだけなのである。
その時
「ガハハハハッ」
後ろから態度のでかい笑い声が聞こえてきた・・
「釣具マニアさん困っちゃってるかな~
しょうがないな~俺が救っちゃおうかな~」
Aである
「皆~救世主の俺が
持ち込んだバーナーで
暖かい飯を食わしてやるぜ~~
ワッハッハ!」
「何だよ、バーナー持ってきてるなら早く出せよ!」
「何か下々が健気に苦労してるところって
邪魔をしないで置いてやることが
親心というか、神の立場の許容力なのだ!」
「はああ~~~💢」
「あれ怒った?
でも、そのバーナーのポンピングカップですか?
切れてませんかね~?
ガアハッハッハッ!」
・・・マジ、ムカムカつきましたが
内心やばいポンピングカップが破れてるかもしれん・・・
と思っていたのは事実
それでも何とか
今回だけ燃料よ!圧縮してくれと
必死のポンピングを繰り返したのを
よりによって、Aに見透かされてしまうとは・・・
後で傲岸不遜に支離滅裂に
恩着せがましく言ってくるに決まっているのだ。
「では、皆さん!
この小さい箱にね入っているのが
イワタニのジュニアバーナーなんですよ~」
とAが赤い小さな箱から小さいバーナーを取り出す。
次に足を開いて、五徳を開いて
カートリッジを差し込む
この時間あっという間・・・
「さてさて、では点火」
カチッカチッ💥
シュボッ
シュゴー
青く火力の強い炎が立ち上がったではありませんか!
「さあ、皆さん、もう大丈夫です!
僕のバーナーはポンピングしなくても
簡単に火がつきますからね~
待たせはしません、愛ラブ炎⤴
さあ立ち上がれ⤴
聖なる炎よ~森羅万象の時を経て
雄渾なる時限の狭間から幸福に彩られた神秘なる食事を創造するのだ⤴」
「・・・・・💧」
「・・・・・💧」
案の定、長い御託が始まったようだ
本当にこいつは、これからが過去の自慢話を含めて長いのである。
腹をすかせた皆が、げんなりとした顔をしているではないか!
とその時・・・
「煩い!A!💢」
大御所Kさんより叱責の声が
「お前の如何わしい御託は聞き飽きた
早くコッヘル乗せろよ!」
「何々~Kさん
俺の聖なる食事がお気に召さないと?」
「あ~お気に召さないね!
所で、この前のお前の不始末で起きた事故なんだけどな
正攻法で伝票処理してもいいんだけどな~😠」
「・・・・😞」
「コッヘルを早く乗せる!」
「あっ、ハイ💦」
あわててコッヘルを乗せるA
「これでいいでしょうか閣下!」
「まだ水が入ってな~~い」
「はい~~😖」
「ダッシュ!!」
「聖なる水を注入します」
「聖なる水はなどない!本当は何だ言ってみろ!」
「南アルプス天然水であります!」
「よし!注入」
「了解ヒトフタサンマル時!
注入開始します!!」
「溢すなよ」
「一滴も溢さないで注入します!!」
「よ~~し、俺は向こうで昼寝をしてるから
食事の準備が出来次第、呼びにくるように」
「上官殿!完璧に任務を遂行するであります」
「・・・・・」
Aの変わりように皆、唖然とするが
頭を抑えるものがいないとAはAなのである
少し心配になって
水を入れた事でバーナーが倒れないか心配した私は
「お前、そんなコンパクトなバーナーに
大き目のコッヘル乗せても大丈夫なのかよ」
「ガハハハッ釣具マニア君」
いつの間にかタメ口だぞ・・
しかも何だこの変わりようは・・・
態度の変化が早すぎる
まるで瞬殺着火イワタニのバーナーじゃないか!
「人間が新しいことに挑戦するスピリットを失えば
未来に輝く進化などないのだ!
見よ!この五徳を!
大きめに作られている上に先端はかぎ状になってるので
コッヘルもがっちりサポートだ!!!」
態度が大きければ話す内容も大げさな奴である・・・
取りあえず煩いから
飯作らして釣りでも再開するか・・・😖
イワタニのバーナーといえばイワタニ プリムス思い出す。
私はと言えば
アウトドアメーカーのイメージより
カセットコンロのイメージが強いのであるが
実際アウトドアなどでカセットコンロを使用するのは
素人くさいと言うか、イメージが悪くて使わないし
携帯性という事で言えばNGではないかな。
視点を変えればプリムスのガスカートリッジも
一般的なコンロのカートリッジも
燃料のパラフィン、ブタンとの違いはあるものの
過酷な状況下での低温対応ということを除けば
本質的なところでは同じである。
お勧めなイワタニ ジュニアバーナーは
イワタニ・プリムスと比べても
携帯性も高く
使う燃料のガスカセットが非常にリーズナブルで
エネルギーの汎用性が高いことがわかる。
イワタニ系列のガスカートリッジ部から
販売している事もあるが
見た目がアウトドアメーカーのバーナーのような作りで
同じ系列会社という事で信頼がおけるし
実際私の周りの登山が趣味の人も
ハイキングクラスなら
カートリッジの入手の容易さと
問題なく使え、コンパクトで持ち運びやすい
イワタニ ジュニアバーナー に切り替えてしまった。
約4分で1ℓの水か沸く高い火力を持ち
足と五徳を折りたためば非常にコンパクトだし
それでいながらストパーもしっかりしていて
安定感がある。
まあ、本格的なバーナーは料理メインの時の
アウトドアクッキングの時に使えばいいし
野外で特に釣りの途中で食べる料理は
簡単、手間いらずの食事が大半だ
第一、私の周りの奴は
コッヘルを持ちながら
入れたラーメンに握り飯をぶち込んで
竿先を見ている奴ばかりである・・・
飯の味など気にしてるのかと思いきや
竿先やマーカーを見ながら食べる
暖かい食事は至福の時間なのだそうだが・・・
もう少し景色とか眺める余裕もあるなら
もっと全うなエサでも出してやるぞ!
因みにイワタニはカセットコンロの普及のために
スーパーで売っている別メーカーのガスボンベとの規格を統一してるので
イワタニのカセットではなくても使える。
それって・・・純正品使わないと言うことはランニングコストの
燃料費凄く安くなっちゃうじゃないの!!
私の周りで使っている奴らに聞いてみると
使ってみて問題は無かったようである。
ただ低温時の火力は純正品の方が良いようだ
理由は燃料の違い。
イソブタンは沸点がマイナス12℃と高く
(実際はイソブタン混合なので沸点はこれより低い)
他のガスコンロのカートリッジ燃料はブタンで
沸点がマイナス0.5℃と沸点が低いようだ
このことから季節を考えて燃料を使い分ければと思う。
たとえば厳冬期はイソブタンの混合比を高めた
イワタニカセットガスパワーゴールド
それ以外は一般的なガスコンロのカートリッジ
3本200円ぐらいのを使えば問題は無いように思える。
最後に純正品以外のガスカートリッジで事故が起きた時は
自己責任でお願いします。
そりゃ、自分の会社で作ってない物まで
責任取らされたらたまらんでしょうからね~。

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