がま磯 アテンダーII いつかはアテンダー

優良釣具販売評価術
出典 Amazon

釣具マニアです。

海の近くに住まいを持つS氏からメールが来た。
ついに・・・ついに!
苦節6年
アテンダーを手に入れました。

磯釣りを始めて8年
やっと、がま磯 アテンダーⅡを手に入れたようです。

S氏ですが
がま磯 アテンダーに憧れていたにも関わらず
何を血迷ったのか某社の胴調子の竿を買ってしまったんですよね

「Sちゃん何で、その竿買うかな~」
「釣具マニアさん、アテンダーに比べて少し安かったんですよ」
「アテンダーに比べて少し安い位だと一般的には、まだまだ高級ロッド呼ばれる部類だぞ」
「でも、胴調子の上物竿が欲しかったですよ」
「もう少し我慢できないのかな」
「そのもう少しが遠いんですよ」

「あっそう・・・じゃあ今週の釣行はその竿が登場する訳だな」
「そうです、アテンダーに負けない性能の竿と言う事を証明してあげますよ」

「それって、アテンダーを持っている
Kちゃんに対しの、あてつけの様に聞こえるが・・・
それとも妬みの裏返しとか・・・」
「ふん!!
アテンダー最高!とかアテンダー持ってない奴は民度が低いんだよ!
と 言う奴の鼻を明かしてやりますよ」
「あっそう・・・・💧」

某日 某地磯
「Sちゃん某社の胴調子の竿買ったんだって
中途半端に高い竿買って後悔しなきゃいいんだけどね」
「はあ~~がまかつ なんてブランド信仰だけで
実際使ってみたら大したことないって証明してやりますよ」

「ブランド信仰だってがまかつはブランドイメージだけで高い訳じゃないからな
特に磯竿はがまに始まってがまに終わるって位凄いんだからな」

「だから最近はその差もなくなってきてると言うのさ
初代アテンダーの栄光に寄りかかった竿なんて大した事ない」

「何~貴様俺のアテンダーⅡを
愚弄するつもりか謝罪と弁済を要求する」

「なんだと!貴様は正しいロッド認識が足りないんだよ
もう少し未来志向で竿の事を考えないといけないよ」
「あ~ハイハイ君たち
竿にナショナリズムを振りかざすんじゃない
そんなに言い合いするんだったらお互い竿を交換して
インプレッションすればいいじゃないか」

「・・・コイツに竿貸すんですか」
「そうだ」
「S 俺の竿に傷つけるんじゃねいぞ」
「お前こそ、俺の竿に汚い指紋をつけるなよな」
「なに~😠」
「ハイハイ、二人とも竿の交換、交換」
「ブツブツ・・・・」

と言う事になり
アテンダーⅡと某社の胴調子の竿を比べてみる事に

と言っても地磯ですからね
大した魚掛からんと思いますが・・・

Kが浮きを飛ばしながら
「何だ仕掛け投げにくい竿だな」
「ふん!アテンダーだって同じじゃないか
胴調子の竿にそんな事を言うのは言いがかりと言うものだぞ」
「ふん!」

さて最初にグレを掛けたのはS君
アテンダーが優しく曲がります・・・

「小せえ・・・」
木っ端グレを掛けた模様です。

次にKが28cmのグレを掛けました
竿が綺麗に曲がります。

「竿で溜めるまでもないグレだなー」
しばらく時間がたってからKが38cmのグレを掛けました。

「なんじゃこの竿 パワー無い」
まあ、曲がりは綺麗なんですけどね
手元まで来ても、竿のパワーがグッと来ないようです。

「K 十分取れてるじゃんそんなに悪い竿じゃないだろう?」
「いや~、アテンダーなら
3、4節のところで止める魚ですよ比べたら腰抜け感は否めないですね」

「因縁か!K」
文句を言うSですがまだ木っ端グレしか掛けていない状況に
「お前はアテンダーで早く釣れ!」

煽りをくれてやりますが・・・
釣れないんだな・・・これが更に見下げるような一言で
「竿と同じで腕も腰抜けなんですよ」
Kの冷たい一言で
Sは枯れ木のように立ちすくむのみ・・・。

でも神は見放しませんでした
本日最高の41cm
掛けました。
綺麗に曲がりました。
竿を溜めてると楽々とグレが上がってきます。

1.25号なのに余裕の粘り。
S アテンダーⅡの粘る感触に気色満面の笑みを浮かべてます。
「魚の感触が楽しめて、よく粘って強い」
と惚れ惚れとした顔で釣ったグレとアテンダーを眺めつつ
言い放ちました。

「この竿返す」

2週間後・・・
メールが届きました。

釣具マニアさん
やはり
僕はアテンダーⅡを買いなおす事に決めました。

道のりは長く険しいですが
いつかはアテンダーです。

細ハリスでも切れない粘りと支点移動のスムーズさは
やはり元祖胴調子上物竿。
いつかはアテンダーと言わせる竿なのであります。

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