こんにちは釣具マニアです。
コマセ釣りで使うクッションゴム
数回使っただけで自分はポイ捨てします・・・。
捨てるというか
目立たないので いつの間にか無くなってしまうというのが
本当のところですが・・・。
所がクッションゴムという奴、
見た目と以上に値段が高い!
なんか・・・100均でありそうな見た目じゃありませんか!
所が探しても、これが無いんですね・・・。
因みに100均売られているクッションゴムは全く違う物です。
それでは 釣り道具として売られているクッションゴムの値段はと言いますと・・・
メーカー品なら2本で一番細いクッションゴムでも
2本入りで500円もします。
それなら見た目がた目簡単そうな物なので
自作しようと考える人も多いと思います?
自分も自作しようとした口なんですが・・・
簡単と思われたクッションゴムの自作は
思わぬところでつまずいてしまったのです・・・。
つまずいた所は
ウレタンゴムとヨリ戻しをつなげるげる溶着の部分。
なんとかしようと
色々と調べて試行錯誤した結果。
素人が溶着をしようとしても上手くいかないのでは?
という結論に達しました。
誤解のないように言っておきますが
クッションゴム制作を諦めた訳ではありません。
それどころか・・・
別の方法で
意外と簡単に瞬殺で道具も使わないで作れてしまったのですよ。
別の方法ですが気になりますよね
クッションゴムをつなげる方法は実は灯台下暗し!
溶着の変わりに結んでしまえば良いのです。
溶着と違い特殊な工具も必要なく
誰でも簡単にできてしまう方法だとおもいます。
「えっ!
溶着って意味がないじゃないか!
それなら 何で溶着なんてするのさ!
致命的な欠陥があるのだろう!」
などの不信感を持たれるような発言が飛び出しそうですが・・・
安心して ウレタンゴムをお結びください!
それではご納得していただく為に
溶着がどれだけ意味がないか
これから話す溶着工の実話ではない話を聞いてください。
俺の職業は溶着工。
ウレタンゴムを溶かしてくっ付ける仕事をしている。
小さい町工場で溶着をしているのだが
みんな溶着を馬鹿にしていやがる。(#`皿´)
溶着は意外と難しいんだぜ。
何が難しいかというとだな・・・・
摂氏300度の熱を安定的に保たなければならないからだ。
熱すぎると焦げてしまい。
温度が低いと溶けないので くっ付いてくれない。
特に釣りで使う細いウレタンゴムを溶着する場合
非常に繊細な温度管理が必要になる!ヾ(◎o◎,,;)ノ
だからよお!
俺っちの工場では社長が新開発した
釣りに使う美しい溶着ホルダー 挟んでチョンマゲ!
という製造機械を開発した。
完璧な美しい溶着による
美しいクッションゴムの完成だぜ!( *´艸`)
それで溶着で作ったクッションゴムは
なかなかに作りが良いクッションゴムと評判だ。
今月も出来上がったクッションゴムを
得意先の船宿に持ち込んだぜ!
「毎度~~ 有限会社美しい溶着ゴムデロデロ工業です(~ ̄▽ ̄)~」
「ああ~ うつく・・・面倒くさいな~ デロデロ工業さん、今日はなんでしたっけ( ̄^ ̄)ゞ」
「ご注文の美しい溶着クッションゴムを納品にまいりました」
「ああ、確かに、そこに置いておいてください」
「まいど~( ̄▼ ̄)」
「ところでデロデロ工業さん」
「なんでやんしょ」
「来月以降クッションゴムを納品しなくていいから」
「え?・・・ど、どいう事でしょうか?(°◇°;)」
「いや~~
実は 結ぶだけで十分簡単工業さんが
半値八掛けでクッションゴムを納品できるというのでな~~
そちらに頼むことにした( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
「まってください! 美しい溶着がそんなに簡単にはできないですよΣ(゚Д゚|||)」
「いや、溶着じゃないそうだ・・・( ̄ー ̄;」
「溶着じゃない? サンプルを見せてくれませんかヾ(◎o◎,,;)ノ」
「そうかい これなんだけどね」
「?? これって溶着じゃなく、ただ結んだだけですよ(`ε´♯)」
「そうみたいだね~ 先方もそんな事を言っていたけどy( ̄Д ̄)。oO」
「冗談言っちゃいけねえや!
溶着と結んだだけで同じわけないじゃないか!Σ( ̄ロ ̄lll) 」
「結び目を接着剤で補強してるそうだが・・・」
「接着剤~~
そんな誰でも作れるクッションゴムがまともに使える訳ないだろう!」
「それがさ~~
サンプル品を使ったら何の問題もなく使えるんだよねy( ̄Д ̄)。oO」
「げええ~~~」
「すいませんけど 他の溶着が美しいと言う所に納品してくださいな」
「美しい溶着ホルダー 挟んでチョンマゲという
製造機械まで開発したのに・・・(꒪ཀ꒪)」
「すまないねえ、でも
何でそんな面倒くさいことしてるの?n(ー_ー?)ン?」
「・・・Oo。。( ̄¬ ̄*)」
と身も蓋もない事を言われて
しばらく放心している。
有限会社 美しい溶着ゴムデロデロ工業
勤務の溶着工でした・・・。
クッションゴムが必要な所
クッションゴムはコマセカゴとセットで
よく使われる釣りの道具の小物。
特にコマセカゴを使うような釣りには必ずと言っていいほど
仕掛けとの間にクッションゴムを入れています。
コマセカゴの間に使うと言われても
具体的にはどのような釣り方に使われているのでしょうか
幾つか上げてみましょう。
クッションゴムの使いどころ
釣り方としては下記のような釣りにクッションゴムを使います。
- 船ではコマセカゴを使う釣り物真鯛、青物、アジetc。
- 遠投カゴ釣りでは天秤と仕掛けの間をつなぎ。
- サビキ仕掛けではコマセカゴと仕掛けとの間をつなぎ。
このような釣りにクッションゴムを使います。
何故?
態々お金まで払ってクッションゴムを買うのでしょうか?
もちろんメリットがあるからだと思うのですが・・・
クッションゴムを使うメリット
クッションゴムを使うメリットは
- 普通は切れしてしまうような細ハリスが使える。
- 細ハリスを使うからで魚の食いがよくなる。
- 魚がバレ難い。
大した事がないように見える
クッションゴムのお陰でこれだけの効果があるのですから
多くの人が使いまくろうという物です・・・。
使える所はできるだけクッションゴムを使いまくろう!
使いまくりたいクッションゴムですが
意外と高いもので・・・。
有名メーカーのヤマシタは500円。
無名のものでも270円はします。
これから使いまくろうとしてるのに
ちょっと値段が高いですよね。
購入したクッションゴムをよく見てみると
両端にヨリ戻しを付けただけ。
これなら苦も無く自作できそうと普通はおもいます・・・。
使いまくる為にクッションゴムの自作。
ヨリ戻しを買って
ウレタンゴムを東急ハンズで買って
後はヨリ戻しを両端につなげばいいだけでしたが
これが上手くいきませんでした・・・。
上手くいかないのは
ウレタンゴムを接着して輪っかにする部分。
溶着という工程です。
クッションゴム自作の最大の障害 溶着
市販のクッションゴムを買って
折り返してウレタンゴム同士が接着しているところを見ると
綺麗に溶けて融合している感じです。
溶着もやり方を調べてみると
溶着はウレタンゴム同士を熱で溶かして
お互いよ融合させて接着させる方法。
溶着の仕方が掲載しているサイトを見て
ニッパーなどを熱してウレタンゴム同士を挟んで溶着できるかを試してみました。
ウレタンゴムを素人が溶着した結果
簡単に見えたウレタンゴム溶着は素人が手に負える物ではなかったのです
素人が溶着するどうなるかですが・・。
- 接着が極端に弱く剥がれる。
- ウレタンゴムが焼け焦げ弱くすぐに剥げれる。
簡単だと思っていた溶着は
メチャクチャ難しい技術だったのです。
温度管理、ウレタン同士を挟む工具など
溶着されている方は工夫したり自作したりしているようです・・・。
ウレタンゴムの溶着はメチャクチャハードルが高い事が分かって
ひとまず別の方法がないか検討しました。
ウレタンゴムの溶着にこだわらない。
溶着しないとウレタンゴムとヨリ戻しは繋ぐことはできないのでしょうか?
試行錯誤して溶着しようとしましたが
諦めて違う方法に・・・。
ヒントは思わぬとことにありました。
ある船宿さんで
アジの仕掛けがつないでいる特殊なゴムを発見しました。
そのクッションゴムは
少し太めの輪ゴムを使っていただけだったのです。
そのクッションゴムを使って釣りをされていた方ですが
たかが輪ゴムがクッションゴムの役割を果たしているのですから
溶着なんかしなくて
結ぶだけでいいのでは・・・?
と思った訳です。
結んで簡単にできる自作クッションゴムの気になるところ。
結び方はユニノットで結んでいるのですが
ウレタンゴムなので結んで閉めこんでしまえば
ゴム故に摩擦が強く解ける事がありません。
ただ ちょっと気になるのが2つあります。
- 結び目に段差出る事
- ヨリ戻しとウレタンゴムの間に遊びがない事
クッションゴム結び目の段差を均す
なだらかな溶着と違い結び目には段差があります。
このような段差は簡単に均す事が出来ます。
N.T.釣具用ボンドを結び目に数滴たらして馴染ませしばらく乾かすだけ・・・。
エポキシが程よく結び目の隙間を埋めて
結び目の強度も上りました。
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ヨリ戻しとウレタンゴムの間に余裕がない事
結び方で
結び目を閉め込んでも、フリーにしてもどちらでも問題はありません。
ウレタンゴムの紐をヨリ戻しに閉めこむのも
フリーノットようにして遊びを設けるのも
両方とも結び方が原因で不都合が起きたという事はありません。
販売されているウレタンゴムのように
遊を設ける必要はないわけです。
なにしろ
船宿で輪ゴムをクッションゴム代わりに使って
問題なく釣れている訳ですから。
あとは強度です。
あの・・・素人ですから
検査機で引張強度を調べるなんてことはしません。
しかし
このような作り方のクッションゴムを
自分は10年も使い続けているのですよ。
自作クッションゴム10年も使い続けて問題が起きたことはありません
ライトタックルアジから青物のコマセ釣りまで。
遠投カゴ釣りから堤防のサビキ釣り。
クッションゴムを使いまくりましたが全く問題ありませんでした。
検査機で引張強度を調べるなんてことはしませんが
実釣では問題がなかったのです。
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まとめると
クッションゴムは釣りで使うとメチャクチャ有効だから使いまくろう。
クッションゴムは買うと意外と高いので自作しよう。
簡単そうに見えて意外と難しいクッションゴムの溶着。
クッションゴムの自作は溶着しなくても大丈夫。
クッションゴムは結んでしまえば誰でも簡単に作る事ができる。
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釣具マニアの報告でした。
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