こんにちは釣具マニアです。
最近の小型の両軸リールは
何処もかしこも似たり寄ったりのガンダムみたいな形ですね。
激安の名もないようなベイトリールでも大型メインギア搭載されてます。
ガンダムに似たデザインはダイワから始まった。
ボディ側を大きくして大口径メインギア組み込み
ロープロフィールにしてリールシートを包むような画期的な構造。
今では激安ベイトリールもすべて同じ。
駆動系の耐久性をあげ
ハイギア化して巻上げ速度を上げる事ができるため
無人の野を行くが如く瞬く間に小型両軸の標準構造として広まった。
ダイワのベイトリールのTD-Zから始まった
ガンダムみたいなデザインのベイトリール。
釣り道具屋さんで眺めてもブランド名が入っていないと
何処のブランドか分からない。
ちょっと前までは近づいてよく見れば
モールド精度の差がボディに現われていたものなのだが・・・
そんな激安の両軸受けリールに鉄槌をくらわすリールがあります。
激安両軸受けリールレベルの価格でありながら
信頼のシマノ製。
ところで激安両軸受けリールには共通の欠点があります。
ブレーキシステムがあるにも関わらず機能しない。
クラッチが壊れやすい。
大枠はこんなところです。
おいおい、それはベイトリールでは致命的なのでは!と思いますよね。
実は致命的なんです。
でもバスライズはシマノ製。
マグネットブレーキは機能するし、調整もできます。
クラッチだってなんたってルアー用
一日中切ったり戻したりして1年使い続けても壊れません。
最近では多くの激安両軸リールが所狭しとネットに並んでいますが
事業を始めて短期間でこんなに多くのメーカーが
両軸受リールを作れるわけなどありません。
人件費の安い中国の一つの工場で作られたものに名前を載せて
販売してるだけ。
つまりこれらの激安釣具メーカーから出された小型両軸受リールは
巻き心地からボディの質感もまで似たり寄ったり。
時系列をたどれば性能が上がっていますが
なぜか質感、ハンドルの回した時のノイズ感まで似たように感じなのである。
ある日の事。
「釣具マニア~この前ライトタックルアジに行ったらさ
リール壊れちゃったよ」
もう直ぐ定年よろしくね のSさんが話しかけてきた。
「ああそうですか、何年ぐらい使ったんですか?」
「何年ぐらいかな~?」
「何処のメーカのリールですかね?」
「ダイワのね、スーパーミリオネアたしかST-15だったな」
「スーパーミリオネア~
随分、物持ちが良いじゃないですか間違いなく20年前ですよ」
「そうじゃの~
船の小物釣りからバスのルアーフィッシングまで長い間
我が手足となって頑張ってくれたの~」
「バスまで釣ったんですか?」
「なんじゃ悪いかワシはスピナーベイトが好きでな
バスはスピナーベイトとスーパーミリオネアの組み合わせが一番よ
最近は船釣りでの~よう働いてくれた」
「スーパーミリオネアごときそれまでこき使えば十分じゃないですか」
「貴様!!💢ごときとは何だ
わしと共に艱難辛苦を乗り越えてきたスーパーミリオネアにその態度ゆるせん!」
「バカにした訳じゃないんですよ
エントリーモデルとはいえ
その当時の工業製品は日本の良心があったかもしれませんね~
なんだかんだいっても20年滅私奉公させられて壊れないんですから」
「釣具マニアくん!
それじゃ、わしが、ひどい人間みたいじゃないか!」
「冗談ですよそれにしても長い間大事にされましたね」
「いや~」
「ピクミンみたいに虐待した昔の部下と正反対じゃないですか」
「釣具マニアくん、君は わしにちくちくといったい何が言いたいじゃ!」
「いえ、何も~」
「君と話すと話が関係ない方向に行ってしまうじゃないか!💢
ところで話を戻すとだなスーパーミリオネアの代わりが欲しいんじゃ」
「と言いますと、20年間 滅私奉公して
壊れないリールと認識でよろしいでしょうか?」
「ちが~~うミリオネアみたいに安い価格と言うことじゃ」
「それって、請け負い派遣労働みたいに
安くこき使うという認識でよろしのでしょうか?」
「君ね今日はやけにか突っかかるじゃないか」
「いえいえ、実はリールも最近国際化なんでしょうか
労働者の質とと同じように安くても良い物を求めるようになりまして
低価格でも質はいいんですよ」
「どれじゃ教えろ」
「まあ、まあ、どのリールかの話の前に
小型両軸リールを取り巻く背景を説明させてください」
「おまえ、面倒くさい奴になったの~」
「激安釣具メーカーから販売された小型両軸リールは
釣り自体知らない為か規格が画一的でどれも差がありません」
「わかった、どれがいいんじゃ?」
無視して・・・。
「性能も上がるのは一緒、価格も似たり寄ったり」
「その中でどれがいんじゃ!」
更に無視して・・・。
「ガンダムデザイン、ロープロフィール大口径ギアはどれも同じ」
「はよう、結論を言わんかい」
当然ながら無視・・・。
「毎年急激にあがるクオリティは
脅威ですが、クオリティの上昇まで横一線です」
「あんまり話が長くてウンコしたくなって来た」
根性で無視・・・。
「でも・・・それは見た目だけ。」
「もったいつけづに早く言え!」
ここでチラッと横目で一瞥
「大きなメーカーは今激安釣具に鉄槌をくわえようとしています。」
「どんな、鉄槌じゃ!」
5000円台
この価格でシマノからリールだ出されるとヤバイ!
なぜなら激安両軸リールの価格帯を直撃するからだ。
「そこでだ!激安両軸リールはどうしたと思いなさねご隠居・・・」
「ど、どおしたいだって? ええとウンコしたい」
「・・・う~ん」
「・・・分かりませんか実は値段を1000円下げた」
「あたりまえだ、価格は性能を反映する指標でもあるわけだ
カーボンハンドル付けられ今までの価格で売れますかってんだ!
ねえご隠居」
「話の途中で悪いがウンコしに行っていい?」
「だめ!」
ベイトリールの命であるブレーキシステムにクラッチ不良。
いくらカーボンハンドル・・・ベアリングが10個とうたったところで
使えなくては意味がありませんね。
お値段が5000円でも使えるベイトリールなのか。
それとも5000円でも
見た目がフラッグシップモデルに近いベイトリールなのか。
あなたはどちらを選びますか?
自分は釣りをしたいので、シマノ バスライズです。
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