fuji富士工業

ガイドの本質
優良釣具販売
釣具マニアです。
今回は地味ですが竿に欠かせないガイドの話を!
日本の釣具メーカーが製造しているロッドには必ず富士工業性のガイドがついています。
ガイドフレームにfujiの刻印がついているからわかる筈です。
圧倒的なクォリティーと特許に守られた独占パーツなのですが、国内特許1,020件、海外特許295件のニッチ産業に特化して他社の追随を許しません。
一本の竿の利益をかなりの部分持っていってしまいます。
シマノの自転車パーツと同じですね。
しかしそれでも富士工業のガイドを装着しなければならないのは、それだけ竿にとって重要でまねができない製品だからです。
もし、買った竿に富士工業のガイド以外のガイドがついていたら、その竿は間違いなく3流品の竿でしょう。
手を抜いていけないところに、手雄抜いてしまったのですから、ブランクもかなりいい加減な物と断定して間違いありません。
しかし、富士工業のガイドはかなり高価!
高さの順にコールドサーメット、Sic,ハードガイドとなりますが、高さに見合った製品なのか検証してみます。
http://www.fujitackle.com/sic/
上記が富士工業ガイドのスペックを表示したHPです。
まず硬度:ラインによってガイドリングが削れ易いかの尺度
このスペックから見て1番ガイドが削れにくい順だと
Sic>ハードガイド>ゴールドサーメット
では値段の順に並べてみます。
ゴールドサーメット>Sic>ハードガイド
値段が一番高いゴールドサーメットの性能が最下位になっしまいました。
次に比重:ガイドの重さを表す、軽いほうが優秀
ティプ付近のガイドが重いいと持ち重りがして、あたりが取りにくいかの判断になります。
Sic>ハードガイド>ゴールドサーメット
またゴールドサーメット最下位。
次に熱伝導率:ラインが高速でガイドリングを通った時の摩擦熱を逃がしラインの熱によるブレイクが起き難くするかの尺度。
Sic>ゴールドサーメット>ハードガイド
この項目で最下位では無いものの1位ではありません。
そして曲げ強度:どれだけ衝撃に強いかの指標。
バスプロが一時、高速でバスボートで移動する時に発生する振動でガイドが割れ難く優秀との話が!(そのくらいの衝撃で他の2種類のガイドが割れた話は聞いたことありませんが)
ゴールドサーメット>Sic>ハードガイドの順になりました。
やっとゴールドサーメット1位。
ゴールドサーメットは4項目の中でSicを上回る事ができたのが1つで他の項目でSicの後塵を配しています。
ハードガイドと比べて見ると項目対比で2対2のイーブンですがゴールドサーメットガイドはかなり値段が高いのです。
これではゴールドサーメットを買う気が起きませんね。
選択としてはすべての項目でハードガイドを上回るSic,ゴールドサーメットと性能項目でイーブンですがハードガイドの価格の安さから選ぶのが普通ではないでしょうか?
なぜ1996年当時フラッグシップモデルにこの値段の割りに性能の見合わないガイドが取り付けられていたのでしょうか?
それはヴェブレン効果
経済用語ですが
人は価格を高いものを選ぶ事があるのです。
その一つとして人間の見栄。
消費者の満足度によるものですが、高いものが品質がいいと判断することを皆さんありませんか?
特にゴールドサーメットですが富士工業のホームページを見てください、金色ですね、これが高級感をだし消費者満足度を上げヴェブレン効果の手助けしたのだと思います。
因みにSicとハードガイドですが、比重はそんなに差はありません、
硬度ですが、釣具マニアはハードガイドの竿を使用してますがPEラインを使用してガイドリングが削れた事はありません。
また熱伝導率が影響する釣ですが、マグロ、ジャイアントトレバリー以外で高速でガイドリングをラインが通過する釣以外に効果が期待できるか疑問に思います。
特に竿先のガイドを密にして竿の感度を上げた竿ですが、Sic,ハードガイドの比重差がそんなに無い事からガイドによる性能差は生まれないと思います。
性能に関係のない価値に人はお金を出すことがありますが、これ以上説明すると釣り道具のプログではなく経済プログになってしまうので本日はこの辺で。

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